[Work/Class/Java with Processing/2_ProcessingBasic]

アート系学生のためのJAVA with Processing - その2-7 Processingでの画像ファイルの描画

導入

本記事では,Processingで画像ファイルを読み込み表示する方法について述べる.

予め,プロジェクトフォルダ,ここではLoadAndDrawImageの下に「data」フォルダを作って,その中に読み込みたい画像ファイルを配置しておく.

プロジェクトフォルダの下に「data」フォルダを作り,その中に画像ファイルを置いておく.

画像ファイルを読み込むためには,PImage型の変数(正確にはPImageクラスのオブジェクト)を宣言し,setup()内でloadImage関数を使ってその中に読み込み,draw()内でimage関数を使って描画する.

PImage myImage; //PImage型の変数を宣言する

void setup(){
  //loadImage関数を使って,PImage型変数に実際に画像ファイルを読み込む
  //loadImage("画像ファイル名");
  myImage = loadImage("kuroneko.jpg"); 

  size(640, 480);
  colorMode(RGB, 255);
  background(255, 255, 255);
  frameRate(10);
}

void draw(){
  for(int i=0; i<10; i++){
    //image関数を実行する
    //image(画像ファイルを読み込んだPImage型の変数の名前, 描画する左上のx座標, 描画する左上のy座標);
    image(myImage, i*10, i*20);
  }
}

上記のプログラムを実行した結果,for文で10回位置を変えながら繰り返し指定した画像が描画される.

for文で10回位置を変えながら繰り返し描画する.