[Diary/2004/September]

二重取り狙いだったんだよなぁ / 2004-09-17 (金)

首がはまった

1時間程前,かなり綺麗な音が3発ばかり響きわたった.
昨日からずれていた首か肩の骨か筋が上手くはまったらしい.
筋肉はまだ腫れ上がっているけど,だいぶましになった.
はまる直前なんて,もう本当に首が全然動かない状態だった.

そういえば,同級生から新しいストレッチの方法を教えてもらった.
下の方から伸ばした手の平を背中であわせる…勿論指を上向きにして(でなきゃ簡単過ぎる).
小学校体育の休めの姿勢で手の平をくっつけるという感じだ.

僕は肩凝り性背中パンパンが普通の状態なのだけれど,それでも上半身は同い年の普通の人より柔らかい.(ちなみに下半身は股関節が全然ダメ)
色々な所でストレッチとして紹介されているモノは,その殆どを楽々こなせる.ストレッチにならないぐらいだ.
こんなに柔らかいのに,なんで筋肉が炎症起こすのだ?と常々思うのだが(骨…なんだろうな.多分).

だから,なんの疑問も持たずにやったわけだ.
楽々出来ると思って.
えいっと押し込んでやったら,手の平は全部くっついた.

その後,悶絶.

10分程のたうちまわっていた.
二の腕の外側の筋が無茶苦茶に痛い.
かといって運動神経の無さと不器用さでは他の人間の追随を許さない僕にとっては,ゆっくり押し込んで行くなんて器用な真似ができるわけがなく.
…どうやってこれをストレッチの中に取り込むか.難しい.

ハードメディアもダウンロード販売も…って

AvexとSonyが,CCCDを販売する全てのCDに使用する,という方針を覆したらしい.
まぁ,iPod始めとするHDDプレーヤの台頭のせいだろう.
自分のお気に入りの曲をHDDプレーヤで持ち運びできないんだから,ユーザの不満も爆発しようというもの.

…が.
多分,特にSonyは,今まではCCCDとダウンロード,両方で利益をあげるつもりだったんだよね?
部屋のCDプレーヤとモバイルHDDプレーヤ両方で聴きたいのなら,ユーザは両方買うべきだ,って.
コンテンツプロバイダとしては,まさに「ウハウハ」な展開を目論んでいたんだと思う.
なにせ一つの曲(マスタリングされたモノって意味ね)で二重にお金が入るんだから.
実際に製作に関った人間には印税以外は今までと同じ額払うだけで,売る方の収入は二倍.
おいしいねぇ.

最早コンテンツプロバイダじゃなくて,特許ゴロと同じだけどね.
それは正当なビジネスだと思ってたわけだ.

ところが,蓋を開けてみれば…利益が下がってる.
2年連続大幅減収だったらしい.

今までは,どういう風に突っ込まれても「コピーの横行がいけないんだ」って言い切って来たのに.
それじゃ今回の方向転換はなんなの?
今までも色々やってきたんだから,これからもそのポリシーを貫けばいいじゃん.
音質最悪のCCCDでも売れる,そして料金二重取りできるぐらいの企画を経営サイドから出せよ.

なんつーか.
両社のコメントが,本当にバカらしい.
CCCDのおかげで著作権保護の意識がユーザに浸透したから,取り敢えずの目的を果たしたって…?
冗談じゃないよね.だったら撤回する意味がないじゃん.


あとまぁ,ダウンロード販売の方.Harmonyの問題.
どうにもAppleのやりかたが気にくわない.
結局の所,囲い込みでしかないからね.
ユーザにコンバートの自由を与えておくと,iPodより良いと言われる製品が登場した時,殆どのユーザはそっちに流れちゃうわけだから.
初代iMacの二の舞はやっぱり避けたいよなぁ.

「やっぱりAppleはソフトメーカにはなれない,ただのハードウェアメーカなんだな」と思わざるを得ない所.
OSXさぁ…NEXTSTEPやOPENSTEPに比べて遥かに重いのって,新しいハードウェア売るための戦略だよね?

描画のハードウェアアクセラレーションの仕組みであるQuartsだって,新しいハードを売るためだけの戦略だったわけだよなぁ.
実際僕のPBはQuarts使えないし.

そういや,Xorgの新しいヤツが出たんですね.
ウィンドウ半透明がXサーバレベルで実現されたらしいけど,CPU処理のみらしい.
GLでのハードアクセラ…それこそQuartsだよなぁ.

AppleがAquaとQuartsを公開したら,そん時はめいいっぱい褒めてあげる.
そんな日は永遠にこないでしょうが.
かといって新しいマシンも食指が動かないのばかりだし.

と,イラレで処理がムチャクチャ重たくて飛びまくるのを我慢しながら考えたわけだ.
たかだか3年前のノートが,PostScriptファイル3ページぐらいでストライキおこしてんじゃねぇよ!

食指が動くノートと言えば,GIGABYTEのG-MAXブランドから新しく出るらしいサブノート.
ワインレッドのヤツがすごく綺麗だった.
写真で見る限り,iBook的な安っぽさと言うか貧乏臭さが全くない.


[Diary/2004/September]

結局何から何までダメダメなのだ / 2004-09-16 (木)

首が痛い

回りません.
借金じゃないですが.
痛みがどんどんひどくなってきてます.
どっか外れてるっぽい.

あー,もうダメダメ

昨日,修論プレゼンだったわけで.
ええ,なんていうかもう…英語滅茶苦茶でしたよ.
しょっちゅうつっかえるし.
2年間なにやってたんだかなぁ.

直前のミーティングの時に発表原稿放棄したので,結局スライドのみ.
スライド多すぎるって言われたけど.

それでもクラシック音楽か遺伝的計算をバックグラウンドに持ってる人達(…両方含めて5人だったけどな.勿論指導教官二人含む)は「明確でわかりやすいプレゼンだった」と言ってくれたんだけど.
すいません.それ,時間を犠牲にしたからなんとかそのレベルまで辿り着けただけです.
なにせ制限時間45分程度だったのに1時間半以上喋ってたわけだから.
(オフィシャルなイベントじゃなくて良かったとつくづく思う)
それに,みんなネイティブじゃないから理解しやすかっただけで,多分ネイティブの人が聞いたらわけのわからないプレゼンだったでしょう.

だー,もうホント書く方も喋る方もダメダメだなぁorz

あ,普通の留学帰りの人を僕と同じに考えてはいけませんよ?
2年間インターナショナルコースにいて英語がここまでダメダメなのは,多分僕だけだろうから.

統合開発環境に慣れていない

で,僕の後に発表するはずだった人が,プログラム走らないってんで中止になったんですよ.5時間ぐらい待ったんですが.
(その人は携帯電話関係の職業プログラマで社会人の院生.昨年編入扱いで入ってきた…やたら若く見えるけどいくつなんだ?)
ちょっとした理由があって,VC++で本人が書いたファイルだけを持ってきてたんですね.
で,学校のノートに入ってるVC++に新たにプロジェクト作ってコンパイルするという手順が上手く行かなかったらしい.

ヘルプしたんですけど…VC++なんてまともに使ったことないし.
問題はなにかっていうと,SDKのバージョンコントロールとインストール場所,それとライブラリのリンクの問題.
わけわかんなかったです.既に色々引っ掻き回された後だったし.

Win(MacOS9もそうだけど)で開発する時の最大の問題ってこれかなぁ.
Unixベースのシステムみたいに,ヘッダとライブラリの場所がある程度固定されてて,場所やバージョンコントロールが簡単に想像できるわけじゃないんですよね.
適当な所にダウンロードして展開して.
.cppとか.hとかのファイルはダブルクリックでVC++で開くようにしているらしいので,展開した場所でそのファイル開くと,簡単にプロジェクトに追加できるようなんですよ.
…だからわけがわからなくなるんです.

んー,でも職業プログラマがヘッダのコメントに書かれてるバージョン番号に視点が行かなかったというのはどうなんだろ? まぁ,テンパったらそうなるかもなぁ.
あと,スタティックリンク用とシェアード用のライブラリを両方,.exeと同じ場所に突っ込みたがったりとか.
(スタティックリンクしてたんじゃないの? glutを教える時に誰か悪さをしたのか?)

んで何とかコンパイルに成功した後,ASIO周りの問題が出て(インタフェイスがぶっ壊れていた),ドライバ入れ直しからミキサセッティングも含め色々とヘルプ. うむ,さすがにここらへんはそれなりだ.きちんとヘルプ出来てるぞ,と自分でも思ったり.

USB接続で16bit,44.1khzのADAT8チャンネル全二重という親指大のインタフェイスを見せられてビックリしたりとか.
…すげぇ! 無茶苦茶小さい! 今はこんなものがあるのか!
それとFostexのハーフラックサイズADATのスタンドアロンDAC&ADCも(アナログ側がなんとRCA-Pinコネクタのみ!ADATとピンのスタンドアロンDACってなんか納得できねぇ).

作品の方は面白かったですよ.(直訳すると)「大量のオシレータを非線形的に連携させる」というタイトルの発表で4スピーカのインスタレーションだったんですが.
でも,何と何が「非線形的」なのかがわかりませんでした.連携が非線形的ってイメージ出来なかった.
関係を表す関数が非線形的なのか?
あ…僕の数学知識とイメージ力が貧弱なだけかorz

あれかなぁ,Palleとチャルマースの人のカオスによるオシレータ制御の論文の中で「シンセサイザは複数のオシレータと多数のパラメータによる非線形システムである」って表現が出てきてるんだけど,そこから取ったのかな?
でもその場合,入力パラメータと出力の変化具合が非線形なんで,表現自体はすごく理解しやすいんだけど.
線形非線形って色々な用途で使う言葉だから,音大上がりの素人には難しいですorz
実際僕の論文の中でも別の意味(リニアモータと同じ意味)で多用してるからなぁ.

というわけで…

プレゼン終った後,「(論文を)来週いっぱいで終らせるぞ!」とのお言葉が,直接の指導教官とプログラムディレクターからありました.
次いで「帰るプランはどうなってる? もうチケットは取ってるのかい? 早くした方がいいよ」と.

…えー,いいんですか? 終らせて帰っても?
喜ぶべき所のはずなのだけれど…なにか物凄く不安なのはどうして?

A4用紙,CMfont10ポイント,bookクラスという構成で,楽譜含んで既に80ページ越えてて.
50ページ越えたあたりから,「あー,いつまでたっても終らないよなぁ.量増えれば増えるだけ,論旨の無茶苦茶度合いも英語のチェックも増えるし」って思っていたのが続いていたんで.

まだ頼んだ英語のチェック,まだ全部帰ってきてない.
お金払ってるとは言え,一応バイトを頼んでる立場なんだし…強くは言えないんだよなぁ.


[Diary/2004/September]

教育用途としてのPython / 2004-09-14 (火)

PDのpyオブジェクト

PureDataにはpyというPythonでエスクターナルを書けるオブジェクトが存在するらしい.
で,簡単な解説ページがあった

う…面白そうだ.
DSPは書けないみたいだけど,PDってDSPやるだけが能じゃないからねぇ.
DSPだけがコンピュータ音楽じゃない.
それこそ,Millerはスコア記述用途としてPDを使うって選択を提案してるわけだし.
そういう意味で,これは非常に面白い.
Max的なプログラミングじゃ繁雑になることを,手続き系(?)の言語で書けるわけだから.
てか,DSPは普通にMaxパッチ書いた方が楽そう…
(まぁそれは,僕がMaxプログラミングに慣れてるからなのだけれど)
DSPの制御系は,これ使って書いた方が楽そう.
グラニュラーサンプリングとか一から書くのは本当に面倒くさいもんなぁ.

ただ,そのエクスターナルオブジェクトを複数インスタンス化した時(JavaとかC++だと,この表現はおかしいけど,Maxってそういう感じなのだ,と僕は理解してる),Pythonスクリプト中に書かれたグローバル変数は共用されるらしい.
…理由がわからない.なぜ?
スクリプトはpyオブジェクトのインスタンス化の時に動的に読み込まれるんじゃないの?
Cで書いた時みたいに構造体が上手く使えないからなのか?
(this->dataみたいな)
pyオブジェクト同士がバックグラウンドで処理を共用してる?
…それ,Maxのオブジェクトとして問題あるような気もするが,Pythonインタプリタを大量に立ち上げるのを回避してるのか.

ま,それはともかく.
ヨーロッパではPythonが爆発的に普及していて(当然と言うかなんと言うかRubyは影も形もない),色々使われている.
実際,コースの同期でコンピュータ上のプログラムを書く人達はみんなPythonを選択したようだ.
(ロボットアート作ってる人達は別.マイコンはアセンブラかCで書かなきゃいけないから)

というのも,えらい簡単なのだそうだな.
他の学校の初級プログラミング授業じゃ当り前のように採用されているらしい.
上記のページでもアルペジエータ作成やってます.
うむ,これ既存オブジェクトだけじゃえらい面倒くさいもんな.
ちょっと細かなルール書くだけで相当繁雑になる.

んー,こっちで散々Pythonを布教された事だし,ここらへん手を出して見るべきなのかなぁ.

あ,OSXのMax/MSPだと,アプリ本体に加えて開発環境買わなきゃいけないから出費がものすごくでかい.
それに対してPDだと全部無料,ってのは,かなりのアドバンテージだなぁ.

よくMax/MSPだけがMaxだと思っているヤツがいるが,そういうヤツには鉄槌を.
どっちかっていうと,Max/MSPの方が邪道だ.邪道過ぎる.癖がありすぎる.
「トランスMaxエクスプレス」…あの本が元凶のような気もするが.

翻訳依頼されると困る

ちょっと前に同級生の作品が日本の雑誌で取り上げられたって話を書いたけど.
もう一人来ました.

記事がこれ.二人出てるけど上の方ね.

…勘弁して.
むっちゃ翻訳しにくい文章だよ.

おまけにかなり観念的で,この記事書いた人のバックグラウンド想像するか記事全文読む必要がある.
「内心忸怩たる思いをした」って,「この記事書いた人はすごく悔しかったみたい」って訳したんだけど.
「なんで?」って聞かれても,その理由が記事中に明確に書かれてないのね.
つまりこの記事の筆者も似たようなパフォーマンスでプレゼンしたんだろう,としか想像出来なくて,そう伝えたんだけど.
返ってきた答えは,やっぱり「なんで?」でした.

ええ,疲れましたよ.かなり.
せめてもう一人日本人がいればいいんだけどなぁ.
僕より英語が上手な人希望.
いや,僕より英語がダメな人なんていないだろうけどさ.

そういえば…

明日,修論のプレゼンなんだよねぇ.
原稿とスライドはまとめたんだけど,英語のチェックがな.
ネイティブの人にチェックしてもらうと,10ページとかのが1週間以上かかるし.
勿論,今まで直してもらった文からフィードバックしてるんだけど.
ま,オフィシャルなセッションじゃないからいいか.

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1: Akira (09/15 06:43)
…理由がわからない.なぜ?

PD自体がシングルトンの構造をしているからかと思います。
オブジェクトと呼ばれるものはすべてひとつでnewもcloneもできない。
だからpyオブジェクトもひとつのインタプリタで
複数のスクリプトを動かすようになっているのではないのでしょうか。

すみません。
pyオブジェクトのことは知らないし、正しくないことかもしれません。
2: daichi (09/15 07:10)
あー,すいません.僕はPDではオブジェクト書いたことないですが(jMaxの時もシステムの詳細を理解してなかったし).
まぁ,Maxのオブジェクトって普通のOOPで言うオブジェクトと全然違いますからねぇ.

オブジェクト(?一応そう呼ぶ)自体はPD起動時にインスタンス化(またこれも微妙な表現だけど.そのページからリンクされてるcounterオブジェクトだと*_setupって名前になってる)されるんですけど,
データ用の構造体はパッチ上でオブジェクト作った時に新規でアロケート(*_newってメソッド)されるわけですから.
そこで複数のPythonインタプリタ立ち上げることは可能なんじゃないかな,と.
いや,素人考えですけどね.Cでの制限とかよくわかってないので.
だから,多分,単にインタプリタ複数立ち上げないためだけにこの仕組みにしたんじゃないかな,と想像したのです.
3: Akira (09/19 04:11)
いえいえ、私もPDではオブジェクトを書いたことがありません(jMaxを.NETにポートしているのですがなかなか)。

言いたかったことは、

パッチ上でオブジェクト作るときに、当然箱の中でnew hogeとかnewメッセージをつないだりしませんよね?

これってプロトタイプベース・オブジェクト指向じゃないですか(詳しくは以下参照、http://sumim.no-ip.com:8080/wiki/493)。
しかし、だからといってcloneもつかってないです。

では、パッチ上に複数の同じオブジェクトを置いたとき、あるいは複数パッチ上に同じオブジェクトを置いたとき、
それらのオブジェクトはどこ指しているのかといえば。
文法的に言えば全く同一の物となります。
4: Akira (09/19 04:12)
これは奇妙に思えるでしょう。
いわゆる他のIDEではいくつかボタンを作ればそれぞれ違うのはあたりまえなのですから。
でも、コードを見てみてください。new Button()とか書いてあるでしょう。

ここが違うところです。
Maxはソースコードを視覚化しているのであって、ある作業よりソースコードを生成しているのではないということでしょう。
(いや違うなコードをだしてるもんな、もっとうまい言い方があれば...)

これらがメタファーでもなんでもなくてそのとおりに実装されています。
5: Akira (09/19 04:13)
外部オブジェクトが呼び込まれるとインスタンス化され、オブジェクトは最初からメモリ上に存在します。
ですので、FTSの実行時のMemory Usageを見てください。かなりなもんです。
そして、これらのオブジェクトはグローバルに定義されています。

ゆえに、(同じ)オブジェクトと呼ばれるものは(いくつあっても)すべてひとつ(の物を指している)。

ということです。

ごめんなさい長すぎました。
6: daichi (09/19 10:13)
あーはい.それは仰る通りで,オブジェクトはFTSの起動時に全部読み込まれるんですけど,
シングルトンとはまたちょっと違うと思います.
イメージとしては…メンバ関数は全てstaticで,データだけがインスタンス化されるという感じでしょうか.
で,そのstaticなメンバ関数は,そのオブジェクト自体を引数に取るようになってる,と.
7: daichi (09/19 10:14)
で,パッチ上にオブジェクトを作った時に,そのオブジェクトが持っていると定義された構造体だけは新しく作成されるので,
その時点でPythonインタプリタを立ち上げて,その新しく作られた構造体のどこかにバインドするように出来るのならば,
画面上での一つのオブジェクトが一つのPythonインタプリタを持つ…ということが可能なんでないかな,と想像したのです.
そういうことがCで可能なのかは解りませんが.
8: daichi (09/19 10:14)
ともあれ,pyオブジェクトのソース読んでみないことには始まりませんねw
9: Akira (09/20 00:16)
シングルトンとはまたちょっと違うと思います.

そうなんです。
でもjMaxのJavaコードがシングルトンで書いてあり、いやなるほどと思ったので。

pyオブジェクトのサイト落っこちるみたいです。

[Diary/2004/September]

ピンギャピンギャピン…ザザー / 2004-09-13 (月)

SIerってナンダ!?

学部の後輩からのメールに,SIerなる単語が登場していた.
なんだそりゃ!?って思って調べてみたら…システムインテグレータの略らしい.
日本じゃこんな単語が普及してるのか.普通,SIってだけ言わないか?
僕は完全に浦島太郎だな.

んで,erって…どこから.
Integratorのような気がするんだが.
…intEgratoRなのか?

にしても,いつのまにか「IT関係」なるわけのわからない業種呼称が一般化してるのね.

NoteEditが開発中止してる

Linux上のQt使った楽譜作成アプリNoteEditが開発中止だそうで. なんかごちゃごちゃあるみたいだねぇ.

代わりにFinale for Linuxらしい
…マジか?
未だにOSXネイティブでは完全に動いてないんだぞ?

てか…Lilypondあるんだから,それをレンダリングエンジンとして使うだけのものがあればいいんじゃないのか?
やっぱアレだ.SMF→MusicXMLコンバータ.
余計な処理を一切しないヤツ.
誰か書け.

Skype for OSX

SkypeのOSX版って出てるんですねぇ
もちろん,今までのメッセンジャーでも音声って出来るけど,根本的な発想が違うよね.
電話だもんなぁ.
普通の電話にもかけられるし,そのくせ設備投資が要らない.

で,メッセンジャに対しての一番の強みはマルチプラットフォームって事でしょ.
Linuxもあるし.

Linux用としては,各種ライブラリをstaticでリンクしたバイナリがあるから,
変なシステムへの導入は楽って言えば楽.
SuSE,Mandrake,Fedora,あとはJDS用のRPMと.
最近のシステム側に寄ってる所見ると,DAC,ADC制御はALSAか?それともOSS?
まぁ,OSSにしとけばALSAはOSS互換モードがあるし.

スタティックバイナリがあるって事はカーネルモジュール側のサウンドシステム使うって事だろうしなぁ.

ソースはないのか.
ま,電話会社である以上納得できなくもない.
branchされても困るだろうしねぇ.
あとまぁ,個人的にはi386以外のも欲しいんだが…そうなるとサウンドライブラリの問題出てくるしなぁ.難しい所だ.

で,だ.
もちろん,マルチプラットフォームの強みを活かす意味で,国外居住者はバリバリ使っていただきたい所ではある.
今までもMSNとかはマルチプラットフォームだったけど(Linux上の互換アプリって音声は可能だったのか?),最初からマルチプラットフォームって事で結構期待.

うちのコースの人達,この手のボイスチャットかなり頻繁に使ってます.
勿論,自国の人と喋るために.
英語でない言葉が乱舞してたら,大抵そういう事.
やっぱり自国の人達と喋りたいものでしょうからねぇ.

日本帰ったら実家のマシン(Win)に入れて,ロンドンの弟のマシン(OSX)にも入れさせれば.
弟は,今までより両親に束縛された留学生活が出来上がる.

いやまぁ,やっぱり親は心配するもんだしね.スポンサーでもあるんだし.
国際電話は結構高いから.

…僕自身?
いや,すぐに帰るし(という言い訳).

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[Diary/2004/September]

寝覚め最悪 / 2004-09-12 (日)

夢の続き

2週間以上前の夢の続きを見て,目が醒めた.
気分再悪.

頭の悪い事を喚き散らしてる夢だった.
ひたすら自分に都合のいい側面ばかりから主張するというか…
夢の中の自分を見ての感想は,
「客観的主点から問題を考えるなんて所詮偽善なのですよ,人間は絶対的に自分の事しか考えてないんです」
って感じの慨嘆になる.

もちろん人格維持のために,それはごく自然で当り前の事なのだけれど,だけどそこに陥る事の内容に気を付ける(単に自分を騙すってだけじゃなくて)事は必要なわけで.

あー,もう,あの人に文句言えないよなぁ.
Palleが今アムスで会ってるはずだから,そういう夢を見たのかもしれないけど.

なんつーか,自分は根っこでそういう性質だということをまざまざと見せつけられた感じ.
いや,自分はどうしようもなく頭が悪い事はわかっていたのだけれど,さすがにこう来るとなぁ.
マジで最悪じゃんか,僕って.

おべんきょの話

モーツァルトの確率論的作曲に関しての文献を読むと,ケ−ジがますますアホに思えてくる.
対して,クセナキス先生のなんと偉大な事か.
やっぱアーティストになっちゃだめだね.

クセナキス先生のを読んでても思うことだけど…数学の基礎知識と実践能力がないとマジで辛いと感じた.
この1年,ほんと叩きのめされた.
それこそ数学論理づけが出来ない遺伝的計算ぐらいしか出来ないもんなぁ.
各ソートアルゴリズムの所要時間や探索アルゴリズムの収束(他のアルゴリズムにもこの言葉使えるのか?)に関してとかは,さすがに理解できる範囲だけど.
必要なのは最早そういうレベルではないような気がする.
あー,もっとコンピュータの事勉強しないとなぁ.

確率的作曲とか言って,
N[i] = N[i-1] + table[random()]
とかやってるだけじゃ,ただのバカなんだと.

やっぱコンピュータ音楽やる人間は,何かしらの計算機科学か情報科学のバックグラウンド持たないとダメなんだろうなぁ.
(そういう意味でEC,特にGAはお薦め.コーディングさえ思い付けば,使うだけだったら,ほんと簡単.なにせ僕に出来たぐらいだ)
3DCGのシステム作るのだって,少なくともマトリックスの概念が必要だしなぁ.

(そういや,naturalをlogicalに直された場所がやたら多い.辞書によればnaturalは「道理にかなった」って意味もあるんだけどなぁ.明確じゃないからテクニカルライティングでは使えないのか)

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1: daichi (09/13 00:40)
記事とは全然関係ないが,調べ物の途中でぶちあたったのでメモ.
http://diarynote.jp/d/28645/