[Diary/2008/September]

あきたこまちとふさおとめ / 2008-09-28 (日)

このところ

締め切り間際の仕事.書類書きとかプログラミングとか実験とか.
なんとか終了. あとは一月で論文直し.

日本農業新聞,いつまでJAうごのパッケージがトップに出てるのか
なんでも例年に比べものすごい勢いで出ているそうで,やっぱりこれからはニッチを狙った商売がいいのだということを痛感させられる.

普段はCGC系列のスーパーで「はえぬき」購入してるのだけれど,ない時は千葉県在住らしく「ふさおとめ」.
ふさおとめは早場米なのでもう新米が出ていて,早めに新米を味わうことが出来た.
基本的に千葉県内でしか売らないらしいからなぁ……地の利ということか.
ふさおとめもパッケージデザインリニューアルしたらいいのではないだろうか.

でもやっぱり好きなのは「どまんなか」.
なんでなくなってしまったのだろう.

安藤が今まで一番目にして驚いた米の品種名(愛称?)は,群馬のゴロピカリ
関越走ってるとライスセンターに書いてあるのが見える.
いったいどんな味なのだ?


[Diary/2008/September]

京都 / 2008-09-22 (月)

この三日

インターカレッジコンピュータ音楽コンサート2008と音楽情報科学研究会.
京都市京田辺市の同志社女子大にて.
京田辺市って田舎だ.

バリトンサックスはやっぱりでかいので持ち運びは難しい.
でも,様々な種類のパーカッシブな音と柔らかな感じの音が同居できる楽器というのが素晴らしい.
機会があればちゃんとしたバリトンサックスをいつでも演奏者に貸し出せるようにしておきたいものだ.
今回はYBS-62だったのだが,すごい人がずっと吹いていて息の通り道が奇麗に出来ている個体だそうで,すごく楽に吹けた.
そういう個体って手に入らないだろうな.

京阪の深草という所に安い宿を取っていたのだが,自分のライブが終った日に,駅前のカフェ兼ジャズライブハウスでテナーとピアノのカルテットがやっていたので,ふらふらと入ってしまった.
旅先で(仕事以外で)ライブを聴くのは良いものだと思う.
「ざぶざぶ」という10人もお客が入れば一杯になるような小さな店だったのだけれど,ああいう小さい方が安藤は好き.

クリエータ支援?

1年後にはオリコン入り!? 「初音ミク」超えた音声合成技術
片寄先生の写真がいきなり!

お金を取ってくる意味でもメディア露出は大事だと思います.


[Diary/2008/September]

ハープの代替 / 2008-09-17 (水)

今日

日中,CACIEプログラミング.
夕方,柏の葉で新曲の録音.
夜,引き続きプログラミング.

既存曲の楽器を変えた編曲について考える.
ハープを代替できる簡単に用意できる楽器は,ピアノの内部奏法かギターしかないような気がするのだが.


[Diary/2008/September]

このところ / 2008-09-16 (火)

ここのところ

CACIEプログラミング.
4/4に落とし込んだり適当に和声付けとか.

メモ

大学教員の日常・非日常:無責任すぎるよねー
自分がその人にとって唯一無二の仕事の対象であると錯覚できるというのは,やっぱり中二病ということなのだろうか.

H&Mがそんなに取り上げられるとは…….
ヨーテボリにいた時は普通に安いから行っていた店なのに,銀座にできるなんて.


[Diary/2008/September]

演奏者を魅せるための「突っ込み所」というインタラクティブ性 / 2008-09-08 (月)

今日

CACIEプログラミング.上手くいかない.なんでだ.
昼には音出し.

魅せる演奏と「突っ込み所」というインタラクティブ性

ヴィジュアル的に魅せる演奏風景というのはどういうものか,とこのところずっと考えている.
昔自分の作品でも頻繁にやってた,DIPSを使うように音と同期した映像を用意するというのも一つの手だとは思うのだが,それでは演奏者の演奏の魅力を増幅しているとはいえないと思っていた.
やはり演奏には演奏者の姿がなきゃいけない.
(それは昔から思ってたことで,自分の映像を使ったライブ作品には必ず演奏者の演奏している姿が映っているのだけれど)

ニコニコ動画の「演奏してみた」をずっと見ていて,一つの解決策の方向性が見えたような気がした.
音楽だってショウなのだから,やはりヴィジュアル的にも魅せなければならない. ただ,楽器の演奏中の演奏者がヴィジュアル的に変えることが出来るのは,衣装と動きの二つしかない. 衣装は演奏を妨げなければ割と自由になる.クラシックピアノと声楽の人達はドレスを着ている. 動きに関しても,演奏を妨げない,もしくは演奏能力を増幅させる動きならば可能である.

ただ,そのように提示された衣装や動きが奇麗なだけでは多分ダメなんじゃないだろうか.
ニコニコ動画を見ていて,奇麗に魅せるだけではない演奏を面白く魅せる有効な方法だと感じた一つの方法は「突っ込み所」を用意してやることである.
用意しておいた「突っ込み所」に対して,聴衆が心の中だけでも突っ込むことが出来ることによりインタラクティブ性が増して,演奏に対しての満足感が高まるのではないだろうか.

実の所,安藤はホールでやるクラシックのコンサートがあまり好きではない.中高時代さんざんぱらそういう大きな所でやっていたのだが,大学入ってからの専門でやるようになった非常に小さい場所でのコンサートを経験し,このような場所の方が聴衆の心理的にはいいのではないかと感じるようになった.
おまけにジャズのライブなんかの本当に小さな場所での演奏や聴く経験をしてからというもの,音楽を聴くためにはこっちの方が良いと思うようになった.
それは演奏者の演奏風景をしっかり見ることが出来,更に演奏に突っ込めるようなインタラクティブ性を(実際にあるかどうかはともかくとして)強く感じさせるからなのではないだろうか.

動きの場合は,演奏者のリズムの取り方や演奏法に強く依存するので,他人であるところの作曲者が云々と一方的に支持することはできないので,リハを繰り返せる環境でないとどうにもならないのだが,衣装は短い時間でもどうにかなりそうである.
今まで自分の曲を演奏してもらう時に「衣装どうしましょう?」と演奏者の方から訊かれた時は「何を着たいですか?」といつも質問を返していた(つまり自分では衣装を決めなかった)のだが,今度から……まぁそのうち演奏者をヴィジュアル的に魅せるためにもちゃんと「突っ込み所」などを考えた衣装まで考えるようにしようと思う.
でも,曲の主役は演奏者というのも絶対に念頭に置いておかなければならないので,相談なんだろうけど.

去年のインターカレッジでSFCの女の子がメイド服を着てセンサー楽器のパフォーマンスをやってて,その時は「色物だなぁ」と苦笑しただけだった(まぁ実際アレだったし).
けれど今考えてみると,むしろそのようなヴィジュアル面における「突っ込み所」を用意することによるインタラクティブ性が,我々のようなクラシックの中でもどマイナーな分野をやっている人間には必要であり且つ取り込みやすいのではないか.
別にメイド服を着て演奏するのはニコニコの中だけじゃなくてもいいんじゃないだろうか.

って,別に21日のステージで演奏者にメイド服着てもらうわけではありませんよ?