[Diary/2011/April]

野蒜の状態を見る / 2011-04-30 (土)

今日

今日は松島往復.野蒜小学校と老人ホームをまわった.
野蒜は本当に非日常の世界.

野蒜小は災害派遣部隊の重機が使用していて肝心の体育館を見ることが出来ず.
河北新報4/18付けに,指定避難所なのに津波に巻き込まれた野蒜小についての全面特集があり,それで理解するしかない.
野蒜小には裏の高台から非難してきた人もいるんだろうな,と思う.

老人ホームへの道は防波堤と一緒に崩れており,他の一面冠水しておりその時は到達できず.
老人ホームそのものの松島湾側は破壊されていないので,遺品に関してはある程度可能か.
外海か松島湾内かの紙一重でまるっきり違う.

野蒜は道路以外の場所はやっと片付けが始まった所だが,仙台東ICの東側は,車以外の瓦礫はほぼ撤去されている様子.
行政が機能している場所の方が復旧が早いのか.

仙台駅前は一部外装の補修をやっているぐらいで,普段住んでいない人間からすれば平常に見えた.野蒜を見た後だからそう思うだけか.

最近のバッドノウハウ

バッドかどうかは分からんが.

Active Directory参加マシンのntpサーバはActive Directoryサーバに設定しないと,ファイル同期の問題だけでなくパスワード変更も出来ない.

OSXをActive Directoryに参加させる場合,タイムアウトの適切な設定が必要.
Mac OS X v10.6:Active Directory バインドがネットワークの移行時に (.local ドメインで) 失われるを参考に,

sudo /usr/libexec/PlistBuddy -c 'Set :mdns_timeout 10' /System/Library/SystemConfiguration/IPMonitor.bundle/Contents/Info.plist

をターミナルから.今のうちの無線LAN環境下だとtimeoutが10ぐらいが適当な模様.


[Diary/2011/April]

M1と4年生の研究課題 / 2011-04-08 (金)

今日

研究室の初回ミーティング.
一応与えられる研究課題を三つばかし.
自分がやろうと思っていた事だけど,1年かければM1や4年生でも問題なくできるはず.

でも,やっぱり本人がやりたいと思う課題を出して欲しい.
うちの研究室は,教授がグラフィックで,安藤が音楽という分担が出来ているので,その中間あたりを上手くやって欲しいなぁ.

Active Directory関係

パスワードが変更できないユーザがいるという問題が発生.
同じ手順で登録されているのに,変更可能なユーザもいる.
訳が分からない…….
とりあえずActive DirectoryとクライアントがWin+OSXという構成の管理にはだいぶ慣れてきた.
セキュリティ考えて,既存のマシンも追加していかないとなぁ.


[Diary/2011/April]

事務にはお世話になりっぱなし / 2011-04-07 (木)

今日

日野と南大沢で在校生ガイダンス.
コースのネットワークの使用等についての注意.

夜は南大沢で,コースの歓送迎会.
離任の先生一人の他に,直接お世話になっていた事務の方が3人も同時にいなくなってしまうという,大学教員としてはかなりしんどい状況である…….


[Diary/2011/April]

引き続きSuperColliderのユーザ層とかを考える / 2011-04-06 (水)

今日

新入生ガイダンス!
いよいよ新年度が動き始めた感じ……なんだが新入生の顔がいつもに比べて老けているように感じる.
震災とかの疲れなんだろうか.
把握している中では東北からの新入生は3人.あとは茨城の北の方とか.

そして音楽をやりたいという学生が多い.喜ぶべきなんだろうなこれ.

引き続きSuperColliderのユーザ層とかを考える

ガイダンスの合間とか終了後,
引き続きSuperColliderのGPを利用したシステムの整理と再構築.
前日と同じくエンジン部を完全にソースコードとして独立させる作業.

この作業やっててつくづく感じるのは,自分の曲用のシステム作っているのにユーザ層まで考えてしまう自分は,研究者としての割合が強くなっているんだなぁ,ということ.

SuperCollider Osaka Meetup #1 開催しました | umbrella_process blog
長嶋先生のSuperCollider日記を見ていると,やはりSuperColliderのユーザ層は,音響合成をしたい人がメインなんだと思う.
リスト処理とかクラスヒエラルキとかの「アルゴリズムとデータ構造」であるとか,メモリ内管理であるとか,そういう事を話題にはしないユーザ層なわけだ.

このページに出ているAphex Film Generatorってのも,パターンのリスト処理であるとかはごくごく普通というか……ノーテーションを制御しているアルゴリズムの中で,数値だけではなくリストやマトリックスにおける「意味」の抽出とか,そういうレベルの意識はない. (だから悪いわけではなく,注目している部分の違いだ)

しかし逆に言えば,自分がつけ込む余地はそこにあるわけだ.
だから自分はUGenとかに手を出さない方がいいわけだし,もっと今やってるような方向に邁進すべきなんだろうなぁ.


[Diary/2011/April]

SuperColliderのオリジナルクラスの運用の問題 / 2011-04-05 (火)

今日

SuperColliderのGPを利用したシステムの整理と再構築を始めた. エンジン部を完全にソースコードとして独立させる作業.

SuperColliderでオリジナルクラスを使うのは,SuperColliderのユーザ層のユーザ経験としては美しくないということに気がついたため,
ソースコードとして独立させつつも,曲ごと追加していくシステムに柔軟に取り込めるようにしていかなければならない.
というか,「SuperColliderをよく使うユーザ層はプログラミングが出来ない!」と思った方がいいんだよな,おそらく.

エンジンのインスタンスが二つ作れないのは自分としては痛いんだけど.
……と気づいたのが,エンジンで最初から複数の集団が扱えるようにすればいいだけなのか.