[Diary/2010/August]

制作者とレコード会社の溝 / 2010-08-29 (日)

制作者とレコード会社の溝

“ネット発”の音楽をCDで機動的に発売、「INTERNET INDEPENDENT」シリーズとは?

音源の制作者の考え方
「趣味で作る」→「まぁそれでお金がもらえるなら貰おう.そしてもっと良いものを作るために投資しよう」

大手レコード会社でこの手のコンピをやるプロデューサの考え方
「自分の生活費を稼がなきゃいけない.何か儲かる話はないか?」

という違いがあるんだろうな,と実感.
(趣味系レーベルのプロデューサはどちらかといえば制作者)

制作者の場合,入ったお金は丸ごと次回の制作への投資になるのに対して,プロデューサの場合,入ったお金の大部分は生活費として消える.
この違いはでかいよなぁ.
プロは生活時間全部を仕事に回せるから強い,とは言うけど,実際には音楽に投資される部分が生活に回されているわけだ.