導入
本記事では,Processingで画像ファイルを読み込み表示する方法について述べる.
予め,プロジェクトフォルダ,ここではLoadAndDrawImageの下に「data」フォルダを作って,その中に読み込みたい画像ファイルを配置しておく.
画像ファイルを読み込むためには,PImage型の変数(正確にはPImageクラスのオブジェクト)を宣言し,setup()内でloadImage関数を使ってその中に読み込み,draw()内でimage関数を使って描画する.
PImage myImage; //PImage型の変数を宣言する
void setup(){
//loadImage関数を使って,PImage型変数に実際に画像ファイルを読み込む
//loadImage("画像ファイル名");
myImage = loadImage("kuroneko.jpg");
size(640, 480);
colorMode(RGB, 255);
background(255, 255, 255);
frameRate(10);
}
void draw(){
for(int i=0; i<10; i++){
//image関数を実行する
//image(画像ファイルを読み込んだPImage型の変数の名前, 描画する左上のx座標, 描画する左上のy座標);
image(myImage, i*10, i*20);
}
}
上記のプログラムを実行した結果,for文で10回位置を変えながら繰り返し指定した画像が描画される.