[Diary/2008/October]

ギターという楽器の認識 / 2008-10-04 (土)

このところ

またタスクがふってきたのでCACIEの改良とデータ揃えに向けた作業.
音出しの方はスタッカートの練習を重点的に.

音楽の知識と認識

子供の頃に少しピアノをやってて今ギターのコード押さえとストロークを練習している人からの質問.
「どうしてコードの押さえ方が何通りもあるの?」

結構衝撃的であった.
我々に取っては本当に当たり前で意識もしない転回形の概念とかクロマチックとダイアとニックの概念とか,そういう知識を持ってない人間はこういうことを感じるのだな,と.
でもよく考えてみれば,それが「ギターの初心者」としては一般的なのだなと.

ギターという楽器は,無理矢理ピアノで例えれば,黒鍵を全部白鍵にして位置を揃えたものが6段重なっているという楽器である.
人間の指の構造から,ドミソの和音を押さえる時に「ドミソ」を押さえることが出来ないので,「ドソドミ」という風に構成音は同じだけど根音以外の順序がバラバラ,時には重複しているような音を出す必要がある.
(正確に言えば,Cのローコードならドミソの並びで出せるのだが……,一般的な話)

という説明をしたのだけれど,わかったのだろうか?