[Diary/2008/October]

J-POPの和声進行 / 2008-10-16 (木)

今日

ミーティング,プログラミング,レッスン.

J-POPに多いコード進行

【ニコニコ動画】JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた 前編
時間ないので後で見る.
さわりだけ見た感じでは,IVM7→V7→IIIm7→VImの和声進行,もしくはその一部をドッペルドミナントなどの代理や借用和声などに置き換えた和声進行が,J-POPでは多用されていると言う話.

予想としては,
VImはトニックなので,強力なドミナント機能を持つV7はそのままトニックに進むはずなのに,間にもう一段,弱いトニック機能とVIへのドミナント機能を持つIIIm7が挟まれてる.(このIIIm7をIII7に変えればドッペルドミナント.この場合トニック機能はかけらもなくなる)
でも,V7とIIIm7は構成音から言うとルートを一つ足しただけなので,その二つでドミナントとも捉えることも可能.
と言う感じか?

だったらむしろ,IIIm7を(ちょっと記述できない問題が発生するが無理矢理記述すると)V#dim7(つまり五度の半音上の音を根音とした減七の和音)にするとかいいんじゃね?
これだと強烈にVImへ進行するよ?
とか思ったけど,考えてみればジャズでは当たり前の進行でした.

もう面倒くさいから,ドッペルドミナントどころじゃなく,ドミナントの繰り返しだけで終らない曲作ったらいいじゃん.
って,それは1901年だったか?

ポピューラ音楽学会ってこういうことやらないのだろうか?
美学観点からやってるだけじゃダメだって.

え?日本語にしろ?
六度の七の和音,五度の七の和音,三度の七の和音,六度……先生,トニックって日本語でなんて言うのですか!?
主音を根音に持つ三和音?

三度の和音と書こうとしたら,サンドの和音と変換されたのは内緒.