[Diary/2004/September]

結局何から何までダメダメなのだ / 2004-09-16 (木)

首が痛い

回りません.
借金じゃないですが.
痛みがどんどんひどくなってきてます.
どっか外れてるっぽい.

あー,もうダメダメ

昨日,修論プレゼンだったわけで.
ええ,なんていうかもう…英語滅茶苦茶でしたよ.
しょっちゅうつっかえるし.
2年間なにやってたんだかなぁ.

直前のミーティングの時に発表原稿放棄したので,結局スライドのみ.
スライド多すぎるって言われたけど.

それでもクラシック音楽か遺伝的計算をバックグラウンドに持ってる人達(…両方含めて5人だったけどな.勿論指導教官二人含む)は「明確でわかりやすいプレゼンだった」と言ってくれたんだけど.
すいません.それ,時間を犠牲にしたからなんとかそのレベルまで辿り着けただけです.
なにせ制限時間45分程度だったのに1時間半以上喋ってたわけだから.
(オフィシャルなイベントじゃなくて良かったとつくづく思う)
それに,みんなネイティブじゃないから理解しやすかっただけで,多分ネイティブの人が聞いたらわけのわからないプレゼンだったでしょう.

だー,もうホント書く方も喋る方もダメダメだなぁorz

あ,普通の留学帰りの人を僕と同じに考えてはいけませんよ?
2年間インターナショナルコースにいて英語がここまでダメダメなのは,多分僕だけだろうから.

統合開発環境に慣れていない

で,僕の後に発表するはずだった人が,プログラム走らないってんで中止になったんですよ.5時間ぐらい待ったんですが.
(その人は携帯電話関係の職業プログラマで社会人の院生.昨年編入扱いで入ってきた…やたら若く見えるけどいくつなんだ?)
ちょっとした理由があって,VC++で本人が書いたファイルだけを持ってきてたんですね.
で,学校のノートに入ってるVC++に新たにプロジェクト作ってコンパイルするという手順が上手く行かなかったらしい.

ヘルプしたんですけど…VC++なんてまともに使ったことないし.
問題はなにかっていうと,SDKのバージョンコントロールとインストール場所,それとライブラリのリンクの問題.
わけわかんなかったです.既に色々引っ掻き回された後だったし.

Win(MacOS9もそうだけど)で開発する時の最大の問題ってこれかなぁ.
Unixベースのシステムみたいに,ヘッダとライブラリの場所がある程度固定されてて,場所やバージョンコントロールが簡単に想像できるわけじゃないんですよね.
適当な所にダウンロードして展開して.
.cppとか.hとかのファイルはダブルクリックでVC++で開くようにしているらしいので,展開した場所でそのファイル開くと,簡単にプロジェクトに追加できるようなんですよ.
…だからわけがわからなくなるんです.

んー,でも職業プログラマがヘッダのコメントに書かれてるバージョン番号に視点が行かなかったというのはどうなんだろ? まぁ,テンパったらそうなるかもなぁ.
あと,スタティックリンク用とシェアード用のライブラリを両方,.exeと同じ場所に突っ込みたがったりとか.
(スタティックリンクしてたんじゃないの? glutを教える時に誰か悪さをしたのか?)

んで何とかコンパイルに成功した後,ASIO周りの問題が出て(インタフェイスがぶっ壊れていた),ドライバ入れ直しからミキサセッティングも含め色々とヘルプ. うむ,さすがにここらへんはそれなりだ.きちんとヘルプ出来てるぞ,と自分でも思ったり.

USB接続で16bit,44.1khzのADAT8チャンネル全二重という親指大のインタフェイスを見せられてビックリしたりとか.
…すげぇ! 無茶苦茶小さい! 今はこんなものがあるのか!
それとFostexのハーフラックサイズADATのスタンドアロンDAC&ADCも(アナログ側がなんとRCA-Pinコネクタのみ!ADATとピンのスタンドアロンDACってなんか納得できねぇ).

作品の方は面白かったですよ.(直訳すると)「大量のオシレータを非線形的に連携させる」というタイトルの発表で4スピーカのインスタレーションだったんですが.
でも,何と何が「非線形的」なのかがわかりませんでした.連携が非線形的ってイメージ出来なかった.
関係を表す関数が非線形的なのか?
あ…僕の数学知識とイメージ力が貧弱なだけかorz

あれかなぁ,Palleとチャルマースの人のカオスによるオシレータ制御の論文の中で「シンセサイザは複数のオシレータと多数のパラメータによる非線形システムである」って表現が出てきてるんだけど,そこから取ったのかな?
でもその場合,入力パラメータと出力の変化具合が非線形なんで,表現自体はすごく理解しやすいんだけど.
線形非線形って色々な用途で使う言葉だから,音大上がりの素人には難しいですorz
実際僕の論文の中でも別の意味(リニアモータと同じ意味)で多用してるからなぁ.

というわけで…

プレゼン終った後,「(論文を)来週いっぱいで終らせるぞ!」とのお言葉が,直接の指導教官とプログラムディレクターからありました.
次いで「帰るプランはどうなってる? もうチケットは取ってるのかい? 早くした方がいいよ」と.

…えー,いいんですか? 終らせて帰っても?
喜ぶべき所のはずなのだけれど…なにか物凄く不安なのはどうして?

A4用紙,CMfont10ポイント,bookクラスという構成で,楽譜含んで既に80ページ越えてて.
50ページ越えたあたりから,「あー,いつまでたっても終らないよなぁ.量増えれば増えるだけ,論旨の無茶苦茶度合いも英語のチェックも増えるし」って思っていたのが続いていたんで.

まだ頼んだ英語のチェック,まだ全部帰ってきてない.
お金払ってるとは言え,一応バイトを頼んでる立場なんだし…強くは言えないんだよなぁ.