[Diary/2009/August]

現代のプライベートスタジオ / 2009-08-12 (水)

今日

プライベートスタジオ デザインBOOKというのを買ってきて読む.
これは面白い.

安藤の場合,スタジオでやることは,あくまで「ホールで鳴らすための素材作り」です.
ライブ作品では楽器はホールに合わせてPAされるし,テープ作品の時ですら,現場のPAで鳴らすことが前提の音作りをするわけだから.
つまり,そのまま単体で成立する完パケ音源というのは基本的に作らないわけです.

それに対してこの本に載っている人達が最終的に目標としていることは,完パケを家で作るということ.
だからこういう機材が大量にあることが必要なのだろうな,と思う.
今の時代,自宅の設備なんて,小型モニターとノートPC(もしくはMac miniみたいな超小型PCとディスプレイ)とインタフェースと,人によっては鍵盤,だけで充分かと思ったら,そういうわけでもないんだな.
まぁこの本の場合,サウンドデザイナー別冊ということもあって,基本的にギタリストの部屋ということに限定しているので,ある程度機材が多くなるのはしょうがないのかもしれないけど.

実はずいぶん昔からいろんな所の部屋晒しスレを巡回しているのでした.
こんな所にまとめサイトのまとめ記事がある.しかも最近のなので便利かも. こうやって色々見比べてみると非常に面白い.
世の中色々な人がいるんだなぁ…….