FL Studio Demoによるリズムの打ち込み
16分音符を基本とする「ステップシーケンサ」で打ち込んでいく
FL Studio Demoを開いて，「File」→「New」した画面．
ステップシーケンサに1小節分の各楽器の音を適当に入力．
「PAT」(Pattern)が点灯している状態で，スペースキーを押すか，スピーカマークを押すと，1小節分が再生される．
Kick: バスドラム
Clap: シンバル
Hat: ハイハット
Snare: スネアドラム
右上のツールウィンドウの一番左を選択．
「Playlist」ウィンドウが表示される．
左端の「Browser」から「Patterns」を選択すると，今編集した(デフォルト名)Pattern1が表示される．
今編集した(デフォルト名)Pattern1を選択．
時間表示の下の欄のパターンリストの左側をクリックすると，パターンのリストと現在選択しているパターンを見ることができる．
「Playlist」の中で，ハケツールを選択し，このパターンを置きたい場所を左クリックすると，Pattern 1がPlaylist中に配置される．
同様にもう一度貼付ける．
パターンリストの右側の「＋」をクリックすると，新しいパターンを追加できる．
Pattern 2と名前をつける．(自分でわかれば名前は何でも良い．ここではPattern2とする)
Pattern1と同様にPattern2も適当に入力する．
パターンリストでPattern 2が選択されていることを確認し，Pattern1と同様にPattern2もPlaylistに貼付ける．
Playlistウィンドウの左上の磁石ツールから，パターンが小節(Bar)に沿うようにして，移動しやすくする．
繰り返し，好きなようにパターンを配置していく．「PAT」ではなく「SONG」に切り替えると「Playlist再生モード」(Songモード)になるので，スペースキーを叩くかPlaylistウィンドウ上のスピーカマークをクリックすると，配置されたものが連続して再生される．
トラックを書き出す．「File」→「Export」→「Wave file」
セーブ画面が出るので，わかりやすい位置に名前をつけて「保存」
「Save loop markers」，「Save note markers」，「Save tempo information」にチェックが入っている事を確認して，「Start」
（古いバージョンだと「Save ACIDized」にチェックを入れる）
「Project Type」の「Mode」が「Pattern」だと，現在洗濯しているパターン，「Full Song」だとパターンを並べた「Playlist」の方がが出力される．
他のオプションは「Trim PDC Silence」はオン，「Enable Master Effects」をオン，「Enable Insert Efffects」をオン(画像の状態)にしておくと，音が変わることはない．オフにすると音色にかかっているエフェクトが消えたりする．
Studio Oneのトラックへ取り込む
Studio Oneの初期画面から「新規ソングを作成」．
ソングタイトルと保存場所を設定する．
「オーディオファイルをソングテンポにストレッチ」と「オーバーラップを再生」に必ずチェックを入れること．そうでないとFL Studioで作った素材が使えない．
新規ソングができたら，メニューの「トラック」→「オーディオトラックを追加（ステレオ）」でトラックを作り，
ドラッグ&ドロップで，書き出したPatternやSongを取り込み，並べていく．
FL Studioから書き出されるループ素材は，基本的にステレオであるので，Studio Oneの方も「ステレオ」でトラックを作る．
