[Diary/2009/May]

ウクレレと演奏動画 / 2009-05-06 (水)

最近

仕事とか移動とか.
疲れた.

よもやまたチョーさんを見ることになろうとは.
久々に火葬対象を見たら,面白いのが殆どなかった.あれは一発芸にこそ価値があると思うんだが.

PureDataのMacMax用互換ライブラリとして,cycloneなるものがあるのを知る.
これは教える時に役に立ちそうだ.
てかさ,学生にソフトウェアで金を使わせたくないよ,ホント.
そんな金があるなら,本に使って欲しい.
PCはこの間のhp dv2で充分だし.

Ubuntu 9.04のdvipdfmxの問題が解決した模様

ウクレレがYouTube演奏動画で使われている理由

ASCII.jp:ウクレレは最強のネット楽器か?
なるほど.確かに価格の安さやバレーコードの押さえやすさというのは大きいかもしれない.

でもこの記事中のウクレレ,「歌の伴奏」だから楽器として成り立っているだけなんだよな.
あくまで伴奏楽器としての特性しかない.
ジェイク・シマブクロとかの曲のコピーをやっている動画が伸びているか?と言ったらそうではないから.

それにYouTubeの欧米的顔出し文化の影響として,「可愛い女の子が顔出しで歌っている」音楽的にも映像的にも何の工夫もない動画が伸びる,だけの可能性が高い.

実は他にもウクレレ動画は大量に上がっていて、特に多いのが10代後半から20代にかけての女子なのだ。私は彼女たちを何の工夫もなく「ウクレレ娘」と総称しているのだが、なぜ女子なのか?

そりゃどう考えてもアイドル動画として捉えられているから増えているのだ.
テノリオンやカオシレータ,DS-10を使った動画伸びるためには,音楽的に面白かったり,映像的に面白かったりする必要があるのだけれど,記事中の例に挙げられたウクレレ動画を見る限り何の工夫もないものだから.
ニコニコ動画だと,顔出しの女性演奏動画は伸びないし逆に叩かれることが多いのと対照的である.

たとえばノートPC内蔵のウェブカメラは、机の上に置いて椅子に座り、手をキーボードの上に伸ばした状態で、大抵はバストショットになる。
だから何か歌いたいことがあれば、手っ取り早くそのツールになる。

ここら辺が,YouTube的演奏動画の特性なんだろうな.
音楽的にも映像的にも凝って面白さを追求した動画が伸びるニコニコ動画と,お手軽ビデオ投稿サイトとしてのアイドル的動画が伸びるYouTubeか.