[Diary/2009/December]

舌根と口笛と歌と管楽器 / 2009-12-25 (金)

今日

朝ミーティングのはずだったのだが,スカ.
午後1で南大沢で講習会だったのだが,急用対応で出られず.
対応自体は1時間もかからなかったのだが,朝に続きなんだかなぁ,という感じ.

あとは曲の再プログラミング.

なんでJ-POPのスカ系アレンジに用意されるホーンセクションはいつも,テナートロンボーン,トランペット,テナーサックスの3人編成なのだろう?
それにしても最近の生中継系音楽番組は,PAがあまりにも酷いな.
歌手がピッチはずしまくってるのは,インナーイヤーモニタがあるからもう言い訳が効かないってことで,気を使わなくてもよくなったPAが手抜きしてんのかね?

「理系」カテゴライズ野郎

理系クンが書くマニュアルが読みづらい理由:日経ビジネスオンライン
マニュアルの書き方についての記事.
結論自体はインタフェースの研究者らしく普通に読める話.
しかし……まぁ毎度のことながら「理系」という言葉を使って人をカテゴライズする人は,やっぱ客観視能力ないんだなぁ……と思わざるを得ない.
この記事でも最終的に結論を出しているのは「理系クン」だしね.
頭使えなくて「理系」をカテゴライズしてしまう人種を,「理系」カテゴライズ野郎,と呼びたい.

料理の手順を決めておくなんて当たり前のことで,最初のプロットを描くことすら経験しなきゃできないような人が飯マズ嫁になるのだなぁ,と痛感した.
だから技術開発の取捨選択をする場で「ここは技術論を話す場ではないです」なんて馬鹿げた台詞が出てくるようになるのか.

舌根と口笛と歌と管楽器

口笛ってのは,基本はフルートなので,口の中の容積でピッチが決まる.
(口琴と違うのは,口琴は口の中の形によって倍音をコントロールするのに対し,口笛はピッチそのものを決める,ということ)
素早くピッチ調整するためには,舌根を使うのが一番楽だ.

しかし歌や管楽器では,逆にこの舌根の動きは御法度なんである.
基本は力を抜いたまま,ピッチによって位置や動きを変えることをしてはいけない.

安藤は口笛が子供の頃から大得意なのだけれど,
考えてみると得意な口笛によって培われた舌根の素早い動きこそがが,歌と管楽器習得の妨げになっているんだなぁ……と,ちょっと悲しくなった.
自分の子供には口笛を教えないようにしよう,と思う.

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