[Diary/2009/February]

クラシックを適当に勉強するとこうなってしまうという見本 / 2009-02-10 (火)

今日

鎌倉市役所まで手続き関係書類取りにいったり.

適当な勉強の結果……自戒も含む

流山おおたかの森駅のフードコートでは,月に二度ぐらい無料ライブというのをやっている.
通常はアマチュアか地元活動しているレベルのプロがでるわけだけれど,なぜか今日は是方博邦がやるというプログラムだった.

なんでこんなすごい人がフードコートで無料ライブ!?と喜びながらいそいそ来てみたら,
なんと娘であるアマチュアシンガー是方貴美子のライブに親がプロモーション担当として来ている(もちろんずっと弾いてたけど)だけであった.

親の方はもちろん良かったんだけど,娘の方が……なんというか,あまりにも酷い歌とピアノで.
せっかく電子ピアノなのに音色はグランドピアノ系のまま,ペダルも踏みっぱのレガート伴奏のみ.曲に合わせたダイナミクス変化も全然なし.
ギターソロやってるところでも,リズムやダイナミクスが噛み合なくてピアノ伴奏が邪魔にしかなってない.
てか,あれは多分ギターを一切聴いてないんだな.
歌も全然演技力がない.
七光りで売り出すにも限度があるだろう……というぐらい酷い.
是方博邦というトッププロが無料ライブとはいえお客さんの前なのにアレの隣でやるのは,親バカが過ぎるというものではないだろうか.

経歴を見てすぐさま納得.
4歳からクラシックピアノを習って,武蔵野音大付属校ではピアノ科.学部では声楽科.

あぁ,ピアノについていけなくてドロップアウトした口か.
それでしょうがないから歌やってた……としか思えない.
声楽科にいた時付属上がりでそういう経歴の人はクラスに結構いて,キーボードハーモニーと和声はそこそこできたけど,全然ぱっとしなかった記憶がある.
そういうことか.こんなピアノと歌になってもしょうがないわな…….

中途半端かつ適当にクラシックピアノと声楽やってると,ああいう風になってしまうというダメな見本だと痛感.
自分への戒めも含めて.