[Diary/2005/July]

おなバスラ / 2005-07-03 (日)

起床時間

まぁ,この週末は…グダグダですよ.
この所,休日は一度起きてからもう一度寝てしまうのが多い.
どうにかならんかな.

高度技術者だけを養成しても…

入学試験審査には合格基準に達していたのに,不合格になったおばちゃん(毎日新聞)
うーん,医師養成コースなら,最初から受験資格として年齢制限を明記すべきだったかなぁ,とは思う.
明らかに体力的に医師をやっていけないってわかってる人に,大量の税金投入して…っていうのはやっぱり問題あるから.
年齢制限があっても,それが納得できる理由ならば問題なかったはず.
実際,防衛医大には年齢制限がある.

ただ,体力的に付いていけないくて,実習に入る前にドロップアウトしたとしても,農学と並んで実学の最たるモノと言える医学を勉強をする権利はある.

そもそも,医学を勉強できる場所が,職業医療従事者(医師,看護師,医療技師)の養成コースしかないっていうのがおかしい.
例えば,職業としてじゃなくても民間医療や家庭医療に協力していけるような,そういう勉強ができる学科があれば,このおばちゃんもそちらを受験したんじゃないかな.

医学部でも,医師養成コースの医学科だけじゃなく,家庭医療学科とかさ.
このおばちゃんも,旦那が倒れた時の介護とかそういう事態に面した時に,そういう場所できちんと勉強して,きちんとした知識を持っていれば,担当医師と相談してよりより道を探すこともできるわけだし,
その他にも,人手不足の地域の診療所とかで,きちんとした知識と人生経験を併せ持って,医師や看護師,医療技師をサポートできる存在になることもできるわけです.

診察前に待合室で患者さんの話を聞いて,問診のためのメモを取っておく,ということができるだけでも,どれだけ地域医療の助けになることか.
あとは,急病人が出た時に応急処置のアドバイスができるとか….

これから先,そういう勉強ってすごく重要になってくると思いますね.
そういう学科って,これから先出てこないのかな.

大学は職業訓練学校じゃないよ

あ,もちろん医学や農学のように役に立つ分野じゃない勉強でも,勉強したいという人に対して機会を作るのは絶対必要です.
そもそも,大学は職業訓練学校じゃないんだし.
短期的に役に立つ人間だけが社会に求められているのなら,大学なんて必要ないよ.全部つぶしてしまえ.
専門学校だけがあればいいんだから.
専門学校は大学よりも下とかわけのわからない社会通念が大問題.
「社会に役立つ」人材を求めてるんだったら,社会に役立つ教育を行う専門学校の方が評価が高いのが当然かと思うんだが,どうしてそこで矛盾が生じるのか?

てか本来,医療従事者養成コースは大学に設置すべきものじゃないだろ.
アメリカみたいに,医学専門学校にしてしまえ.