[Diary/2004/September]

Apple PDF Distiller / 2004-09-19 (日)

OSXのPDF書き出し機能

絶対おかしいわ,これ.
Ghostscriptで書き出したPDFファイルを,チェックに回すために分割しようとしているわけですよ.
OSX標準のPDFプリンタで範囲出力をして.

ところが,書き出したヤツ,WinのAcrobat Readerで読めんのです.
Ver.5とVer.6の両方で試したけど同じ結果.

小川版TeXパッケージに含まれていたGhostscriptとTeXShopを使ってPDFの状態でPreviewしているわけですが.
TeXShop日本語の小川版パッケプリセットの状態.
(野鳥のtex-commandとdvi2-commanndでopen -aを使いTeXShopに投げてる.MxdviよりもTeXShopのプレビューアの方が出来がいい)
それをTeXShopのビューアかPreview.appで表示してPDFプリンタで範囲プリントしたpdfファイルがWinで読めない.
GhostScriptが吐き出したヤツはそのまま読めるのです.
OSXのDistillerが吐き出すと読めない(勿論Preview.appでは読める).

うぬわどるぁ!
今プリンタのトナー切れなんで,チェックしてもらう人に渡すのにテキストファイル(てか,texのソースコード)とPDFを使って渡しているんです.
で,全パート送るのもバカらしいから,分割してるんですけどねぇ.

アウトライン化して取り込んだ画像はきちんと表示されるんで,フォントの問題…かなぁ?
いや,普通だったら,Acrobat Readerが読む時に,所在不明フォントはPDFフォントで置き換えるよなぁ.
大体,GhostScriptはフォント埋め込みしてるんじゃないのか?
…やっぱOSXか.

まさかAdobeも今更OSX用Distillerなんて出さないだろうなぁ…あるのか?

Firefox 1.0PR

1.OPRのOSX版,0.9.3に比べると,結構よくなってる.
けど…相変わらずヒラギノとアンチエイリアスの相性が悪い.
Osaka使えば問題ないけど…ヒラギノ使えないとOSX版の意味がないような気がするのは僕だけ?

Webブラウザといえば,シイラもちょっと前に新しいバージョンでたけど,
あれもまた…blankページが無限に開くというバグが.
特にMorf-hineってか,ZopeかCoreBlogで?


[Diary/2004/September]

解決できない齟齬 / 2004-09-18 (土)

日本語が理解できる人

実は,そういう下級生が一人いる.
カナダ人なんだけど,日本に2年ぐらい留学して日本語を勉強してきた人.
彼にアブストラクトを直してもらったんだけど,やっぱり話が通じやすい.
僕が何を考えてその文を書いたのかという事を理解してくれるのだ.
僕の文はやっぱりどうしても文章の順番が日本語的になってしまうわけで,それは日本語が解らない人には難しい.
それを上手く吸収してくれるんだよね.

マスターはエリート?

で,言葉の問題以外にも深刻な齟齬と言うのが存在する.
これは欧米だけじゃなく,どちらかと言えば中東やアジア系の人達,それと南欧の人達なんだけど.

僕は日本に帰ったらかなりのエリートとして活躍できる,と考えてるらしいんだよね.

昨日,同級生が一人,論文を書き上げて(プレゼンはだいぶ前に終ってた人だけど,夏休み取ってた),学校の本部で学位取得の手続きをしてきた.
んで,僕もそろそろ終るわけで,手続きについて色々話を聞いていたら,
「日本に帰ったら薔薇色の生活だね.ここ修了した事はかなりアドバンテージになるででしょ」と言うわけだ.

おかしいなと思ってよくよく訊いてみると,
修士はエリートなんだそうだ.
…冗談でしょ,と耳を疑った.

しかしまぁ,日本じゃほぼ半分が大学進学するわけで(で,自動的に卒業),そういう状態は他の国じゃ考えられないって事なんだろうな.
本当に大学出なきゃ勉強できないことがある人が大学へ行くって感じで.
仕事に必要なことは,専門学校で学ぶということ.

でも,それもだいぶ変わって来てるのだろう.
ヨーテボリ大は,複数の専門学校を寄せ集めて,学士の学位を発行できるようにしただけの組織だからなぁ.
そういう風に,キャリアを求める風潮ってのは,どんどん広まって来ているということか.

そういや,日本での英語第二公用語化の話をした時には,
「普通の人が英語喋れる必要ないだろ」という意見を中国人,アジア人からよく聞く.
まぁ,文化を大事にしろって事なのかな,さすがアジア,と思っていたら,
その実,「俺達みたいなエリートだけが英語喋れればいいじゃん」という事らしい.

むむむ…社会的な階級意識強いんだねぇ.

英語名

某所でちょいと話題になっていたんだけど,
僕も,新入生入って来てちょっと議論した.

中国系の人は,本名の他に英語名をもって,通常欧米の人と接する時には英語名だけを使う.
実際,1年一緒に住んでた香港人(返還前にカナダ移住済)の本名を知っているのは僕だけだった.
僕自身はずっと本名で呼んでたんだけど.
本名は陳天論,表記する時はDylan Tinlun Chanとなる.Dylanが英語名.
他の人だと,Annie On Ni Wanとか.

去年と今年の新入生で中国系の人に,顔合せで僕が一番最初に訊いたのは,「本名は何ていうの?」ってこと.
連中,自己紹介も全部英語名でやるから.
英語名使ってる本人は,なんの抵抗もなく英語名を使う.本名を一切使わないのだ.

僕にとっては中国系の人を英語名で呼ぶのは,どうも抵抗がある.
勿論英語名の方が欧米の人には発音しやすい,という理由はわかる.
実際僕の名前を発音するのは,かなり面倒で辛いらしい.
スペイン語系の人はダイシって発音するし(語尾上がりでな),
英語系の人達は最後の子音は殆んど発音しない用にしてごまかしてる…のだろうか.
(ノルディック系は見事に発音してくれるよなぁ…どーなってんだ?)

そういう状況にあっても,僕は英語名をつけようなんて考えなかった.
英語名はその殆どが本名の発音をベースに付けているらしいんだけど.
それって,名前の意味を捨て去っている事にならないか?
僕等の漢字の名前っていうのは,発音を持つと同時に意味も持っている.
名前の要素の半分を捨て去ってしまうのは,納得いかねぇんだよなぁ.

もし,僕が英語名を強要されたとしたら,その時は意味から付けると思う.
でもね,難しいのよ.
うちの親父が僕の名前を漢字圏以外の人に説明する時は,「"The Earth"の意味だ」って言ってる.
それを素直に使うとなると,辛いよね.
実際僕が名前の意味を説明した時に,ものすごく驚かれたもの.

日本の場合,役職名でその人を呼ぶ習慣があって(伊賀守とかさ),僕自身はそれが嫌いじゃないんだけど,
なんで英語名を使うのはここまで嫌かな.

これもまた,どうしても解決できない文化的な齟齬なんじゃないかなぁ,と思った.

ヨーテボリの新型トラム

ちょっと前に書いた,ヨーテボリの新型トラム車両.
中央駅で御披露目イベントやってた.
5両連接で,やっぱり2両目と4両目は中づりだった.
ま,外装はいかにも普通の超抵床LRVなんだけど…内装がね.
木目調を多量に使用していることもあって,一見日本の老人ホーム.
車椅子動かすのにつっかかるような段差は全くないし,手摺もすごく多い.
うーむ,やっぱり色々考えてるんだなぁ.


[Diary/2004/September]

二重取り狙いだったんだよなぁ / 2004-09-17 (金)

首がはまった

1時間程前,かなり綺麗な音が3発ばかり響きわたった.
昨日からずれていた首か肩の骨か筋が上手くはまったらしい.
筋肉はまだ腫れ上がっているけど,だいぶましになった.
はまる直前なんて,もう本当に首が全然動かない状態だった.

そういえば,同級生から新しいストレッチの方法を教えてもらった.
下の方から伸ばした手の平を背中であわせる…勿論指を上向きにして(でなきゃ簡単過ぎる).
小学校体育の休めの姿勢で手の平をくっつけるという感じだ.

僕は肩凝り性背中パンパンが普通の状態なのだけれど,それでも上半身は同い年の普通の人より柔らかい.(ちなみに下半身は股関節が全然ダメ)
色々な所でストレッチとして紹介されているモノは,その殆どを楽々こなせる.ストレッチにならないぐらいだ.
こんなに柔らかいのに,なんで筋肉が炎症起こすのだ?と常々思うのだが(骨…なんだろうな.多分).

だから,なんの疑問も持たずにやったわけだ.
楽々出来ると思って.
えいっと押し込んでやったら,手の平は全部くっついた.

その後,悶絶.

10分程のたうちまわっていた.
二の腕の外側の筋が無茶苦茶に痛い.
かといって運動神経の無さと不器用さでは他の人間の追随を許さない僕にとっては,ゆっくり押し込んで行くなんて器用な真似ができるわけがなく.
…どうやってこれをストレッチの中に取り込むか.難しい.

ハードメディアもダウンロード販売も…って

AvexとSonyが,CCCDを販売する全てのCDに使用する,という方針を覆したらしい.
まぁ,iPod始めとするHDDプレーヤの台頭のせいだろう.
自分のお気に入りの曲をHDDプレーヤで持ち運びできないんだから,ユーザの不満も爆発しようというもの.

…が.
多分,特にSonyは,今まではCCCDとダウンロード,両方で利益をあげるつもりだったんだよね?
部屋のCDプレーヤとモバイルHDDプレーヤ両方で聴きたいのなら,ユーザは両方買うべきだ,って.
コンテンツプロバイダとしては,まさに「ウハウハ」な展開を目論んでいたんだと思う.
なにせ一つの曲(マスタリングされたモノって意味ね)で二重にお金が入るんだから.
実際に製作に関った人間には印税以外は今までと同じ額払うだけで,売る方の収入は二倍.
おいしいねぇ.

最早コンテンツプロバイダじゃなくて,特許ゴロと同じだけどね.
それは正当なビジネスだと思ってたわけだ.

ところが,蓋を開けてみれば…利益が下がってる.
2年連続大幅減収だったらしい.

今までは,どういう風に突っ込まれても「コピーの横行がいけないんだ」って言い切って来たのに.
それじゃ今回の方向転換はなんなの?
今までも色々やってきたんだから,これからもそのポリシーを貫けばいいじゃん.
音質最悪のCCCDでも売れる,そして料金二重取りできるぐらいの企画を経営サイドから出せよ.

なんつーか.
両社のコメントが,本当にバカらしい.
CCCDのおかげで著作権保護の意識がユーザに浸透したから,取り敢えずの目的を果たしたって…?
冗談じゃないよね.だったら撤回する意味がないじゃん.


あとまぁ,ダウンロード販売の方.Harmonyの問題.
どうにもAppleのやりかたが気にくわない.
結局の所,囲い込みでしかないからね.
ユーザにコンバートの自由を与えておくと,iPodより良いと言われる製品が登場した時,殆どのユーザはそっちに流れちゃうわけだから.
初代iMacの二の舞はやっぱり避けたいよなぁ.

「やっぱりAppleはソフトメーカにはなれない,ただのハードウェアメーカなんだな」と思わざるを得ない所.
OSXさぁ…NEXTSTEPやOPENSTEPに比べて遥かに重いのって,新しいハードウェア売るための戦略だよね?

描画のハードウェアアクセラレーションの仕組みであるQuartsだって,新しいハードを売るためだけの戦略だったわけだよなぁ.
実際僕のPBはQuarts使えないし.

そういや,Xorgの新しいヤツが出たんですね.
ウィンドウ半透明がXサーバレベルで実現されたらしいけど,CPU処理のみらしい.
GLでのハードアクセラ…それこそQuartsだよなぁ.

AppleがAquaとQuartsを公開したら,そん時はめいいっぱい褒めてあげる.
そんな日は永遠にこないでしょうが.
かといって新しいマシンも食指が動かないのばかりだし.

と,イラレで処理がムチャクチャ重たくて飛びまくるのを我慢しながら考えたわけだ.
たかだか3年前のノートが,PostScriptファイル3ページぐらいでストライキおこしてんじゃねぇよ!

食指が動くノートと言えば,GIGABYTEのG-MAXブランドから新しく出るらしいサブノート.
ワインレッドのヤツがすごく綺麗だった.
写真で見る限り,iBook的な安っぽさと言うか貧乏臭さが全くない.


[Diary/2004/September]

結局何から何までダメダメなのだ / 2004-09-16 (木)

首が痛い

回りません.
借金じゃないですが.
痛みがどんどんひどくなってきてます.
どっか外れてるっぽい.

あー,もうダメダメ

昨日,修論プレゼンだったわけで.
ええ,なんていうかもう…英語滅茶苦茶でしたよ.
しょっちゅうつっかえるし.
2年間なにやってたんだかなぁ.

直前のミーティングの時に発表原稿放棄したので,結局スライドのみ.
スライド多すぎるって言われたけど.

それでもクラシック音楽か遺伝的計算をバックグラウンドに持ってる人達(…両方含めて5人だったけどな.勿論指導教官二人含む)は「明確でわかりやすいプレゼンだった」と言ってくれたんだけど.
すいません.それ,時間を犠牲にしたからなんとかそのレベルまで辿り着けただけです.
なにせ制限時間45分程度だったのに1時間半以上喋ってたわけだから.
(オフィシャルなイベントじゃなくて良かったとつくづく思う)
それに,みんなネイティブじゃないから理解しやすかっただけで,多分ネイティブの人が聞いたらわけのわからないプレゼンだったでしょう.

だー,もうホント書く方も喋る方もダメダメだなぁorz

あ,普通の留学帰りの人を僕と同じに考えてはいけませんよ?
2年間インターナショナルコースにいて英語がここまでダメダメなのは,多分僕だけだろうから.

統合開発環境に慣れていない

で,僕の後に発表するはずだった人が,プログラム走らないってんで中止になったんですよ.5時間ぐらい待ったんですが.
(その人は携帯電話関係の職業プログラマで社会人の院生.昨年編入扱いで入ってきた…やたら若く見えるけどいくつなんだ?)
ちょっとした理由があって,VC++で本人が書いたファイルだけを持ってきてたんですね.
で,学校のノートに入ってるVC++に新たにプロジェクト作ってコンパイルするという手順が上手く行かなかったらしい.

ヘルプしたんですけど…VC++なんてまともに使ったことないし.
問題はなにかっていうと,SDKのバージョンコントロールとインストール場所,それとライブラリのリンクの問題.
わけわかんなかったです.既に色々引っ掻き回された後だったし.

Win(MacOS9もそうだけど)で開発する時の最大の問題ってこれかなぁ.
Unixベースのシステムみたいに,ヘッダとライブラリの場所がある程度固定されてて,場所やバージョンコントロールが簡単に想像できるわけじゃないんですよね.
適当な所にダウンロードして展開して.
.cppとか.hとかのファイルはダブルクリックでVC++で開くようにしているらしいので,展開した場所でそのファイル開くと,簡単にプロジェクトに追加できるようなんですよ.
…だからわけがわからなくなるんです.

んー,でも職業プログラマがヘッダのコメントに書かれてるバージョン番号に視点が行かなかったというのはどうなんだろ? まぁ,テンパったらそうなるかもなぁ.
あと,スタティックリンク用とシェアード用のライブラリを両方,.exeと同じ場所に突っ込みたがったりとか.
(スタティックリンクしてたんじゃないの? glutを教える時に誰か悪さをしたのか?)

んで何とかコンパイルに成功した後,ASIO周りの問題が出て(インタフェイスがぶっ壊れていた),ドライバ入れ直しからミキサセッティングも含め色々とヘルプ. うむ,さすがにここらへんはそれなりだ.きちんとヘルプ出来てるぞ,と自分でも思ったり.

USB接続で16bit,44.1khzのADAT8チャンネル全二重という親指大のインタフェイスを見せられてビックリしたりとか.
…すげぇ! 無茶苦茶小さい! 今はこんなものがあるのか!
それとFostexのハーフラックサイズADATのスタンドアロンDAC&ADCも(アナログ側がなんとRCA-Pinコネクタのみ!ADATとピンのスタンドアロンDACってなんか納得できねぇ).

作品の方は面白かったですよ.(直訳すると)「大量のオシレータを非線形的に連携させる」というタイトルの発表で4スピーカのインスタレーションだったんですが.
でも,何と何が「非線形的」なのかがわかりませんでした.連携が非線形的ってイメージ出来なかった.
関係を表す関数が非線形的なのか?
あ…僕の数学知識とイメージ力が貧弱なだけかorz

あれかなぁ,Palleとチャルマースの人のカオスによるオシレータ制御の論文の中で「シンセサイザは複数のオシレータと多数のパラメータによる非線形システムである」って表現が出てきてるんだけど,そこから取ったのかな?
でもその場合,入力パラメータと出力の変化具合が非線形なんで,表現自体はすごく理解しやすいんだけど.
線形非線形って色々な用途で使う言葉だから,音大上がりの素人には難しいですorz
実際僕の論文の中でも別の意味(リニアモータと同じ意味)で多用してるからなぁ.

というわけで…

プレゼン終った後,「(論文を)来週いっぱいで終らせるぞ!」とのお言葉が,直接の指導教官とプログラムディレクターからありました.
次いで「帰るプランはどうなってる? もうチケットは取ってるのかい? 早くした方がいいよ」と.

…えー,いいんですか? 終らせて帰っても?
喜ぶべき所のはずなのだけれど…なにか物凄く不安なのはどうして?

A4用紙,CMfont10ポイント,bookクラスという構成で,楽譜含んで既に80ページ越えてて.
50ページ越えたあたりから,「あー,いつまでたっても終らないよなぁ.量増えれば増えるだけ,論旨の無茶苦茶度合いも英語のチェックも増えるし」って思っていたのが続いていたんで.

まだ頼んだ英語のチェック,まだ全部帰ってきてない.
お金払ってるとは言え,一応バイトを頼んでる立場なんだし…強くは言えないんだよなぁ.


[Diary/2004/September]

教育用途としてのPython / 2004-09-14 (火)

PDのpyオブジェクト

PureDataにはpyというPythonでエスクターナルを書けるオブジェクトが存在するらしい.
で,簡単な解説ページがあった

う…面白そうだ.
DSPは書けないみたいだけど,PDってDSPやるだけが能じゃないからねぇ.
DSPだけがコンピュータ音楽じゃない.
それこそ,Millerはスコア記述用途としてPDを使うって選択を提案してるわけだし.
そういう意味で,これは非常に面白い.
Max的なプログラミングじゃ繁雑になることを,手続き系(?)の言語で書けるわけだから.
てか,DSPは普通にMaxパッチ書いた方が楽そう…
(まぁそれは,僕がMaxプログラミングに慣れてるからなのだけれど)
DSPの制御系は,これ使って書いた方が楽そう.
グラニュラーサンプリングとか一から書くのは本当に面倒くさいもんなぁ.

ただ,そのエクスターナルオブジェクトを複数インスタンス化した時(JavaとかC++だと,この表現はおかしいけど,Maxってそういう感じなのだ,と僕は理解してる),Pythonスクリプト中に書かれたグローバル変数は共用されるらしい.
…理由がわからない.なぜ?
スクリプトはpyオブジェクトのインスタンス化の時に動的に読み込まれるんじゃないの?
Cで書いた時みたいに構造体が上手く使えないからなのか?
(this->dataみたいな)
pyオブジェクト同士がバックグラウンドで処理を共用してる?
…それ,Maxのオブジェクトとして問題あるような気もするが,Pythonインタプリタを大量に立ち上げるのを回避してるのか.

ま,それはともかく.
ヨーロッパではPythonが爆発的に普及していて(当然と言うかなんと言うかRubyは影も形もない),色々使われている.
実際,コースの同期でコンピュータ上のプログラムを書く人達はみんなPythonを選択したようだ.
(ロボットアート作ってる人達は別.マイコンはアセンブラかCで書かなきゃいけないから)

というのも,えらい簡単なのだそうだな.
他の学校の初級プログラミング授業じゃ当り前のように採用されているらしい.
上記のページでもアルペジエータ作成やってます.
うむ,これ既存オブジェクトだけじゃえらい面倒くさいもんな.
ちょっと細かなルール書くだけで相当繁雑になる.

んー,こっちで散々Pythonを布教された事だし,ここらへん手を出して見るべきなのかなぁ.

あ,OSXのMax/MSPだと,アプリ本体に加えて開発環境買わなきゃいけないから出費がものすごくでかい.
それに対してPDだと全部無料,ってのは,かなりのアドバンテージだなぁ.

よくMax/MSPだけがMaxだと思っているヤツがいるが,そういうヤツには鉄槌を.
どっちかっていうと,Max/MSPの方が邪道だ.邪道過ぎる.癖がありすぎる.
「トランスMaxエクスプレス」…あの本が元凶のような気もするが.

翻訳依頼されると困る

ちょっと前に同級生の作品が日本の雑誌で取り上げられたって話を書いたけど.
もう一人来ました.

記事がこれ.二人出てるけど上の方ね.

…勘弁して.
むっちゃ翻訳しにくい文章だよ.

おまけにかなり観念的で,この記事書いた人のバックグラウンド想像するか記事全文読む必要がある.
「内心忸怩たる思いをした」って,「この記事書いた人はすごく悔しかったみたい」って訳したんだけど.
「なんで?」って聞かれても,その理由が記事中に明確に書かれてないのね.
つまりこの記事の筆者も似たようなパフォーマンスでプレゼンしたんだろう,としか想像出来なくて,そう伝えたんだけど.
返ってきた答えは,やっぱり「なんで?」でした.

ええ,疲れましたよ.かなり.
せめてもう一人日本人がいればいいんだけどなぁ.
僕より英語が上手な人希望.
いや,僕より英語がダメな人なんていないだろうけどさ.

そういえば…

明日,修論のプレゼンなんだよねぇ.
原稿とスライドはまとめたんだけど,英語のチェックがな.
ネイティブの人にチェックしてもらうと,10ページとかのが1週間以上かかるし.
勿論,今まで直してもらった文からフィードバックしてるんだけど.
ま,オフィシャルなセッションじゃないからいいか.

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1: Akira (09/15 06:43)
…理由がわからない.なぜ?

PD自体がシングルトンの構造をしているからかと思います。
オブジェクトと呼ばれるものはすべてひとつでnewもcloneもできない。
だからpyオブジェクトもひとつのインタプリタで
複数のスクリプトを動かすようになっているのではないのでしょうか。

すみません。
pyオブジェクトのことは知らないし、正しくないことかもしれません。
2: daichi (09/15 07:10)
あー,すいません.僕はPDではオブジェクト書いたことないですが(jMaxの時もシステムの詳細を理解してなかったし).
まぁ,Maxのオブジェクトって普通のOOPで言うオブジェクトと全然違いますからねぇ.

オブジェクト(?一応そう呼ぶ)自体はPD起動時にインスタンス化(またこれも微妙な表現だけど.そのページからリンクされてるcounterオブジェクトだと*_setupって名前になってる)されるんですけど,
データ用の構造体はパッチ上でオブジェクト作った時に新規でアロケート(*_newってメソッド)されるわけですから.
そこで複数のPythonインタプリタ立ち上げることは可能なんじゃないかな,と.
いや,素人考えですけどね.Cでの制限とかよくわかってないので.
だから,多分,単にインタプリタ複数立ち上げないためだけにこの仕組みにしたんじゃないかな,と想像したのです.
3: Akira (09/19 04:11)
いえいえ、私もPDではオブジェクトを書いたことがありません(jMaxを.NETにポートしているのですがなかなか)。

言いたかったことは、

パッチ上でオブジェクト作るときに、当然箱の中でnew hogeとかnewメッセージをつないだりしませんよね?

これってプロトタイプベース・オブジェクト指向じゃないですか(詳しくは以下参照、http://sumim.no-ip.com:8080/wiki/493)。
しかし、だからといってcloneもつかってないです。

では、パッチ上に複数の同じオブジェクトを置いたとき、あるいは複数パッチ上に同じオブジェクトを置いたとき、
それらのオブジェクトはどこ指しているのかといえば。
文法的に言えば全く同一の物となります。
4: Akira (09/19 04:12)
これは奇妙に思えるでしょう。
いわゆる他のIDEではいくつかボタンを作ればそれぞれ違うのはあたりまえなのですから。
でも、コードを見てみてください。new Button()とか書いてあるでしょう。

ここが違うところです。
Maxはソースコードを視覚化しているのであって、ある作業よりソースコードを生成しているのではないということでしょう。
(いや違うなコードをだしてるもんな、もっとうまい言い方があれば...)

これらがメタファーでもなんでもなくてそのとおりに実装されています。
5: Akira (09/19 04:13)
外部オブジェクトが呼び込まれるとインスタンス化され、オブジェクトは最初からメモリ上に存在します。
ですので、FTSの実行時のMemory Usageを見てください。かなりなもんです。
そして、これらのオブジェクトはグローバルに定義されています。

ゆえに、(同じ)オブジェクトと呼ばれるものは(いくつあっても)すべてひとつ(の物を指している)。

ということです。

ごめんなさい長すぎました。
6: daichi (09/19 10:13)
あーはい.それは仰る通りで,オブジェクトはFTSの起動時に全部読み込まれるんですけど,
シングルトンとはまたちょっと違うと思います.
イメージとしては…メンバ関数は全てstaticで,データだけがインスタンス化されるという感じでしょうか.
で,そのstaticなメンバ関数は,そのオブジェクト自体を引数に取るようになってる,と.
7: daichi (09/19 10:14)
で,パッチ上にオブジェクトを作った時に,そのオブジェクトが持っていると定義された構造体だけは新しく作成されるので,
その時点でPythonインタプリタを立ち上げて,その新しく作られた構造体のどこかにバインドするように出来るのならば,
画面上での一つのオブジェクトが一つのPythonインタプリタを持つ…ということが可能なんでないかな,と想像したのです.
そういうことがCで可能なのかは解りませんが.
8: daichi (09/19 10:14)
ともあれ,pyオブジェクトのソース読んでみないことには始まりませんねw
9: Akira (09/20 00:16)
シングルトンとはまたちょっと違うと思います.

そうなんです。
でもjMaxのJavaコードがシングルトンで書いてあり、いやなるほどと思ったので。

pyオブジェクトのサイト落っこちるみたいです。