[Diary/2005/January]

リアルタイム歌声合成 / 2005-01-08 (土)

日本語対応ボーカルソフトシンセ

ユーザインタフェイスとかじゃなく,本当の意味での日本語ね.
自在に歌う、ソフトウェア 日本語女性バーチャル・シンガー『メイコ』
YAMAHAのものらしい.

サンプル聞いてみたけど,結構面白いね.
アマチュアでやってる人で,ボーカルメインじゃない曲にちょろっと入れたいけれど,人呼ぶ程でもないって時に使うのかな?
んで,違う人の追加ライブラリとか出たりするわけか.
これで2万だったら,お金ある人は試しに買ってもいいのかもしれない.
いくらなんでもこれでボーカルメインの曲やるヤツはいないだろうから,ちょうどいい値段だよね.

最初見た時,外部からMIDIクロック取って動くシステムなのかと思ったんだけど,
エディタで編集したデータを,シーケンサで動くVSTインストゥルメントで読み込んで,同期させるらしい.
つまりスタンドアロンで外部のクロック取りながらの動作はしないってことかな.
VSTのクライアントを買え,と.
ふーん…ソフト音源全盛だねぇ.ってもう本当にCPUが複数ソフト音源を当り前に動かせるレベルに来てるんか.

他のソフト音源とのミキシングやパッチングとかの場合は,ReWireというのを使うらしい.
…これもSteinbergじゃん.
しかしさ,このVSTにしろReWireにしろ…MIDIクロックやオーディオで繋がないで,こういう一台のDAWマシンのなかで完結させようって発想は,最近の流行なのかな?

プロシューマ向けのオーディオインタフェイスも,最近は外付けミキサ使わないことが前提の商品が多いみたいだし.
シーケンサなんだから,普通にMIDI信号だして,発音体はモジュールごとに独立させた方が,フレキシビリティがあって使い勝手良いと思うんだけどなぁ.
高スペックじゃなくてもできるし,MIDIが読めればハードウェア音源でもなんでも使えるんだから.
てか,レコーダにはMIDIベースのシーケンス機能要らないっすよ.他の用途に使い辛くなるじゃん.
(そう考えるのは特殊な人間だろうけど,ProToolsで朗読とかを作ってた時,MIDI関係の表示なんかは完全無視だったなぁ)

まぁ,このソフト,テンポが固定されてれば,非圧縮のPCMのファイルで出力できるようなんで,Logicメインの人とかもWinマシン一台持ってればいける,と.
オケとか聞かないでボーカル調整って,それはそれで地獄の作業のような気もするが.

…なにが言いたいのかっていうと,
せっかくボーカルなんだから,Max使えばもっとオモロくなるのにな,と.
いや,この間GarageBandの詳細記事読んで,日曜大工程度にやるなら面白そうだな,と思ったんですよ.
ただ,僕の場合,絶対に外部出力して自作のMaxパッチ通したくなるなぁ…っと,そう感じたんですね.
そうなると,音だけじゃなく,コントロール用の信号も欲しいな,って.
一応エフェクトのプログラミングは自分で出来るわけですから,出来合いのだけじゃなく色々試したいじゃないですか.
てか,出来合いのモノの操作を覚えるよりは,自分が欲しい音になるように自分でプログラミングした方が早いって理由です.

んでまぁ,GarageBandとやらの動作スペック.
僕のPBではまともに動かないみたいだ…orz