えーと
すいません.すがさま.
すがさまの声を覚えてるって意味ではなくてですね.
僕が「声で覚える質」ってのは,
「声で人を判別するので,人を覚えづらい.だからハッキリとは覚えてない.申し訳ない」
って意味なんです.言葉足らずでごめんなさい.
以下,それについて.
声質の決定要素
認知科学系統を複数ジャンル見て回って出てきた推測らしいんだけど,
人間が個人を判別するときに,顔を基準とするか声を基準とするかの二種類の方法があるらしい.
しかもそのふたつの手法は,基本的に排他的にしか使用できないらしい.
つまり,顔で判別するのと声で判別するの,二種類の人種がいることになる.
さて,僕は間違いなく人間を声で判別するタイプである.
その推察を読んだ時に,ものすごく納得したのだ.
洋画の吹替えをやる声優は大体決まっているのだけれど,声で判別してるもんだから,僕には役者の区別がつかない.
(だからこそ吹替版を好む.英語だと登場人物の区別がつけづらいから)
グラビアアイドル…さっぱりである.
流行りの似たような化粧をしている複数の女性…本当に区別つかない.
とにかく,話したりスピーチを聴いたひとでなければ全く覚えることができない.
うちの親族は,電話で僕と弟と親父の区別がつかない,と文句をいうのだが,
(実際頻繁に間違えられる…なんとお袋までも間違うのだ.どういうこっちゃ?)
僕は少なくとも電話で人を間違えることはない.
自分の声はともかくとして,親父と弟は明らかに違う声に聞こえる.
個人識別を音声に頼っている証拠でもある.
んで,声のピッチが判別に影響しているのかといえば,どうやらそれは違うっぽい.
僕の経験なのだが.
ぱっと聞いた感じ別の声質の二人を同時に覚えなきゃいけない時に,混同してしまうことが多々ある.
背の高さも違うし,躯つきも違う.声のピッチもちがう…はずなんだけど.
で,なぜ混同してしまうのか分からなかった.
(ごめん,結局半年ぐらいずっと混同してた)
ふと気づいた.
体積が同じだ!
女性には申し訳ない話なんだけど(というのも混同してた対象が女の子だったから),
片方は,かなり細くて,背が僕よりも高い女の子.
もう片方は,ちょっと太めで,僕よりも背がほんのちょっと低い女の子.
そう,体積が同じっぽいのである.
体積は声の響き方にもろに影響する.いや,マジで.
もちろんそんな単純な条件だけじゃなく,様々な条件が重なって同じような響き方になったのだろうけど,体積は重要なファクターであるらしい.
なんというか…僕はその人の体積で人を判別していたのだな.
体積っていうのは…つまりその人の身体に蓄えられている水分の量ってことであり…人間の身体は水分99%で…それはつまり…たいじ(以下自主規制)
うーむ,誰にどういう風に謝ったらいいのやら.
別に謝る必要はないのだけど…なんか謝りたい気分になった.