[Diary/2005/April]

精神構造の最適化 / 2005-04-18 (月)

今日の一日

09:00 髪を切りに.
10:00 バイク屋でKSRの探索条件についての話.
10:30 そのまま登校.
以降,現在まで休憩はさみながら,分割母集団モデルの既存コードへのマージの設計と実装,計算量減らしたデータでのMGG+UNDXとSGAでのテスト.

起きてからのタバコの本数: 4本.
起きてからの食事コスト: 持ち込みの米1合,カフェテリアのおかず380JPY.

続き

えーと,とある人へのメールの返信そのまま.
今日はネタ思い付かんかった.

私ををどうしても肯定したくないのね、味方してくれないのね、って感情的なこととは感じないのだろうか?

別に「あなた」をどうしても肯定したくないわけでもなく,「あなた」を責めたいわけでもない.
できることなら「あなた」の味方をしたい.「あなた」に気持ちよくなって欲しい.
相手の感情を感じれば,自分の感情は自然とそうなる.
そんなのは当り前でしょう.それによって自分も気持ちよくなれるんだから.

でも,その愚痴が,愚痴をこぼしてる本人や他の誰かを一方的に悪者にしている内容であれば,それは無条件には肯定できない.
それをやった日には,自分の人格や自分が大事にしてるものを失っちゃうから.
その愚痴をこぼした彼女が誰かにむかついていて,その誰かを非難する内容の愚痴だったとすれば,
安易に肯定した時には,自分もそれと知らずに一方的な根拠レスの差別を加えていることになる.

ただ「嫌い」「生理的にあわない」っていうなら,それに同意することも形の上ではできるけれど.
間違った思い込みやデータの曲解,ミスのある論理構成で一方的に悪者にされた人がいるなら,それは絶対に同意できない.
例え味方をしてくれないと文句を言われても,それが重なって愛想を尽かされてもね.

間違った思い込みだと認識するによって彼女のムカツキが解消されるならば,ムカツキを解消させる手法としては,そちらを選択したいわな.

もし,僕の信念を覆す同意を要求するならば,その代償としてそれなりのコストを払ってもらわなきゃならない.
なにしろ,一時的にとは言え自分が信じていないことを口にしなきゃいけないんだから.
その後の自分の心理的負担は相当でかくなる.僕はそういう利益の出ない心理的負担を抱えこむのは嫌だ.
自分が自分の信念に沿わない発言をすることにより生ずる心理的負担が,発言によって得られる利益よりも大きくならなければ,どう考えても損でしかない.
勿論利益がコストを大幅に上回るのであれば,いくらでも無条件同意しますよ.

女性の場合は「世界の中で自分は常に正義」というスタンスを貫くことで精神安定を取るのに対して,
男,少なくとも僕の場合は「自分は常に公平であろう」とするスタンスが精神安定を作る.
その違いだろうね.別にどっちが良いとか悪いとかはない.ただの精神的安定をつくり出すための手段の話だから.
だから僕は,自分が好きか嫌いかで判断し,発言する事が多い.
好嫌いで判断すれば,判断に労力が必要な公平さがという要素が不要だから.
勿論,そのことで他人に同意を強制することはない.
好嫌いの問題は,他人と意見が違ってあたりまえだから.

女性のやりやすい間違った論法の作り方ってのは, 「みんなが彼を嫌ってる,私も彼を嫌ってる.だから彼は悪い」ってのかな.僕がよく聞くのは.
でもそれは,「彼は嫌われている,彼の行動は好かれていない」という事実を表したものであって,「彼が悪い」という事実を示したものではない.
交際目的の仲良しサークルなら「彼は嫌われている」のは「彼が悪い」ことになるだろうけど,
仕事においては,決してそうじゃない.
あなたが生理的に嫌っている男がいるならば,その男はあなたが取れない手段で,あなたが思いもよらなかったマーケットで,思いもよらない利益を出せる可能性がある.
たとえあなたが受け付けなくても,利益は利益だから.

だーかーら,
自分が嫌いな行動されても,それに対処することによって何かしらプラスの事を得ようとしたり,「嫌なことじゃなかった」「ま,しょうがないね」と思い込む事ができれば,精神的負担の総量は減っていくから,
みんなハッピーになれるの.