このテキスト目的
映像基礎の授業の中で行われる「サウンドトラック制作基礎」の授業資料です.
コンテンツ
- FL Studioのダウンロードとインストール(Windows用)
- FL Studioのダウンロードとインストール(Mac用)
- Studio One Primeのダウンロードとインストール
- FL Studioによるリズムの打ち込みとStudioOneへの取り込み
- FL Studioによるメロディの打ち込み
- 「コード」「コードネーム」の基本
- FL Studioによるハーモニー,ベース,アルペジオの打ち込み
- Studio Oneでの打ち込み
- アヴェイラブルノートスケールを用いたメイン旋律とオブリガート
- Studio Oneのオートメーション
- Studio Oneでマーカをつけてミックスダウン書き出し
- 既存のループ素材の使い方 - FL Studioでテンポ情報を加えて切り貼りする
- FL Studioのサウンドの工夫 - 音色を重ねる,エフェクトをかける
最終課題
個人課題,グループ課題の両方で点数をつける.個人課題は最終授業の「次の日曜日24:00」,グループ課題は「正月明け」に提出.
個人課題 : オリジナル曲の制作と制作メモ
コード進行をどこからか持ってくるか,自分で作るなどして,オリジナル曲を制作する(劇伴を想定しなくても良い).効果音やループの「フリー素材」ならば使用可能.個人課題のミックスダウンをグループ課題にそのまま用いても良いとする.
制作メモには,「学修番号・名前」「コード進行」,コード進行を他から持って来た場合「オリジナルの曲の名前・作曲者」,フリー素材を用いた場合「フリー素材の出所」を,それぞれ記述すること.
StudioOneのプロジェクトフォルダと使用したサウンドファイル(FL Studioから書き出したものやフリー素材),制作メモを「サウンドトラック制作基礎_最終個人課題_学修番号_名前」という一つのフォルダにまとめた上で,zipファイルに圧縮する.(zipファイル名がサウンドトラック制作基礎_最終個人課題_学修番号_名前.zip」になる) zipファイルをGoogle Driveにアップロードし,共有をかける.
グループ課題 : サウンドトラックの制作とレポート
サウンドトラックの制作
複数のシーンがあり,シーンが移り変わりがある映像を想定して,複数の曲を繋げて構成したStudio Oneプロジェクトによるサウンドトラックを制作する.
グループ課題は明確に「劇伴」であること.つまり「劇伴として必然性がある」ならばドラムだけの曲や,逆にリズム隊が全く含まれていない曲もあって良い.
個々のシーンの曲は,グループ構成員の個人課題のミックスダウンwavファイルを取りまとめたプロジェクトでも良い.その場合事前に相談し,シーンにあった個人課題にすること.効果音やループ素材などもフリー素材ならば取り込んで良い.
レポート
(1)どのような映像を想定し,
(2)どのような心理的効果を視聴者に与えることを目的として,
(3)どのような技法を使って,
制作したかを明確に記述したレポートを作成.
レポート内部に,班名と構成員の学修番号,名前を明記すること.フリー素材を用いた場合にはその出所も書くこと.
Studio Oneのプロジェクトフォルダをzip圧縮したもの,使用したサウンドファイル(複数の曲のミックスダウンをまとめた場合,個々の曲のミックスダウン),全体をミックスダウンしたwavファイル,レポートを一つのフォルダにまとめ,「サウンドトラック制作基礎_最終グループ課題_班名」というフォルダ名にして,zip圧縮して,Google Driveにアップロードし共有をかける.
旧コンテンツ
2016年度授業まで,Studio Oneの代わりに使用していたAcidXpressとAcidProのコンテンツ.Windows環境で映像作品用5.1chサラウンドのサウンドトラックを制作するソフトウェアの中ではAcid Proが一番安価なので,映像制作の参考に残しておく.